2022-10-27

円安デメリットばかりではない。

円安デメリットばかりではない。輸出企業にとっては、価値の高い外貨商品を売ることができれば、収益は増える。マーケットバンク代表岡山憲史さんが言う。

円安は、輸出企業が多い日本経済全体から見れば、長期的にはプラスに働きます。むしろ円高の方が、日本全体にとってはマイナス2011年に1ドル=75円台まで円高が進んだときは、日本代表する輸出企業であるトヨタ自動車が初めて赤字となり、日本経済パニックに陥りました」

 確かに海外売上高比率の高い自動車電気機器機械など、日本世界に誇る製造業は、円安局面こそ有利だ。だが、そのメリットはまだ目立っていないのが実情だ。世界経済に詳しい、リーガルコンサルティング行政書士事務所代表浅井聡さんが言う。

1995年円高不況の折、多くの企業コスト削減のため、製造業においてもっとも大切な、部品づくりの拠点人件費の安い中国に移したのです。そのため、日本国内での産業空洞化を招いてしまった。そのツケが、いまになって回ってきているのです」

 日本企業円安に強い構造になるためには、生産拠点国内回帰しかない。かつて中国などに展開したビジネス日本国内に戻すべきときかもしれない。

オーディオ機器カーナビなどを製造する電機メーカーJVCケンウッドは今年、国内向けカーナビ生産をすべて国内に戻しました。こうした流れが広がって内需が拡大すれば、日本経済は大きく回復するでしょう」(岡山さん)

わかりやすい良い記事

https://news.yahoo.co.jp/articles/94562e329fd5b773dbbfa12a2096480c065d6b94

  • へー日本が東南アジアとかアフリカの代わりになればいいのか!

    • 安くない日本製品に価値ないからな 経済成長したのも安いわりに性能はいいもの作ってたからだし 勘違いして高級路線に舵切ったのはアホだよ

      • 高級つったって無駄に機能が多いだけで別にリセールバリュー出るとかそういう高級じゃあないし……

  • 世界経済に詳しい、リーガルコンサルティング行政書士事務所 というのが気になる。

  • なるほどなー 完成品組立メーカーが国内回帰してもコストダウン出来ません。 部品・材料費と組立の直接加工費の構成比は、製品群によって違いますが、ざっくり8:1程度。 要は部...

    • 160-180円くらいで5-10年以上高止まりすれば、「安かろうよかろう」の日本製品のクオリティが世界に着目されて、国内回帰・投資が進みそうだね これは長期的に国力を上げると思う

      • つまり5-10年以内に妖精おじさんにリアイアしてもらう必要があるワケだけど そんなことできないので日本オワットル

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