2022-05-08

危険だけど手っ取り早く稼げる仕事

先日、ガーナのアグボグブロシー地区特集テレビでやってた。世界中から電子機器ゴミが集まってくる「電子ゴミ墓場」と呼ばれている地区だ。

その番組の中で、現地の人は有毒ガスが充満するゴミの山からせっせと金属類を取り出してお金を稼いでいるといっていた。それが普通に働くよりもかなり稼げるらしい。だから生命健康に害があってもやめない。やってることはゴミを拾ってきて、燃やして、金属類を回収して売ることだけ。文字を書けなくてもいいし、特別技能不要だ。支援の手を差し伸べる人もいるがそれを拒絶して現状の危険だが稼げる仕事固執する。

これ見てて構造パパ活とか風俗とかそういうのと同じだなと思った。

生命健康危険があるけど、体を売った方が稼ぎがいい。一般的仕事で使えるようなスキルは一切身につかないけど、お金は稼げる。だからやめない。一時的一般的仕事についてもスキルがないか賃金が低く、長く続かない。そしてまた体を売る仕事に戻ってしまう。やめられなくなってしまう。

手っ取り早く稼げるが危険で何のスキルも身に付かず将来性のない仕事麻薬みたいなもんだ。

で、女にとってそれは体を売ることで、男にとっては毒ガスの中で働くことなんだな。

それってある意味セーフティネットでもあるのはないだろうか。何のスキルもなくても誰でもありつける仕事でそれなりに稼げるから生きてはいける。

先進国では上記のような毒ガスの充満する中での危険仕事は高度技能職になって、何のスキルもない男には到底ありつけない仕事になってしまった。まぁいいことなんだろうけど、何のスキルもない男が生きていくには不便になったともいえる。

女の方の体を売る仕事はまだ健在だ。でも将来的にはなくなっていくのかな。それとも買う男がいる限りなくならないのかな。まぁなくならないよなぁ。

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