人間の自然破壊がヤバいという普遍的なテーマが垂れ流されていた時代があった。平成である。
『平成狸合戦ぽんぽこ』はまさにその顕著な例だろう。寄生獣もそうかな。とにかくあの時代は、タヌキが自然破壊をする人間を止めるべく戦う姿がキャッチーであった。
そんな平成狸合戦の舞台である多摩ニュータウンは令和を迎え、無事に人口がガンガンと減少し、自然に飲まれつつある。
「人間が来たら狸が住むような自然は無くなっちまう!開発やめろ!」とタヌキたちは叫んでいたが、
何のことはない。時が流れれば人間の開発なんて簡単に緑の中に消えていく。しかも、たった十年かそこらで。
今の多摩ニュータウンは、道路から雑草がグリグリ生えてきて危ない事この上ないし、害獣たちが闊歩しているので最早人の方が肩身が狭い。
「人間から自然環境を守れ」というテーマは、現代の多摩ニュータウンには全く響かない。
むしろ、「自然環境から人間を守ってくれ」と言いたくなる。人間はか弱い。あまりイジメるな。
タヌキはともかく植物がマジでヤバい。なんだアイツらの生命力は。植物には、マジでたくましすぎて勝てる気が全くしない。
なんとなく、植物様に勝てると思っていた時代があった。それが平成だ。「俺は父さんを超えてしまったんです…」とかほざいていたトランクスくらい思いあがっていたのだ。
だがようやく、私達も頭が冷えたのではないだろうか。ヤサイの国の王子にはどうあがいても勝てないのだ。地球人は。変身すらできない種族人間に何ができるというのか。
どうあがいても植物様には勝てない。
我々が共感するべきは『平成狸合戦』ではなく、『地球の長い午後』あたりである。
なので環境問題なんて気にするだけ無駄だし、環境に配慮とか、SDGsとか、馬鹿じゃねえのと思う多摩ニュータウン民なのでした。
実際日本人は漫画とかで環境ヤバいを乗り越えてるから 今更環境?そのブーム終わってね?となってしまう
その考えはちょっとズレてるんじゃね? それじゃまるで環境問題と少子化が独立に自然発生したみたいじゃん。 んなわけないやろ。 環境問題を引き起こす人口爆発の回答として、我々...
たぬきさん、お疲れさまです。
財務省が必死に不景気を維持しようとするのもバブルと共に開発が進み、バブル崩壊と共に波が引けて人間たちが都会に去っていくことを学習したたぬきたちが財務官僚に成りすまして...
はえ〜 この話ってどう森のたぬきちと関係あったりする?
気づいてしまったのか、環境問題を解決する根本的な手段とは人口減少であることを。 人間の人口を減らすことが環境保護につながるのであれば、反出生主義の思想は正しいということ...
でも、多摩に戻ってきたのはハクビシンやアライグマでしたっと。 一度破壊された生態系は元には戻らない。
浅すぎる。 『平成狸合戦ぽんぽこ』は多摩の開発と自然破壊を題材にしているが、そこに描かれているテーマは「自然vs人間」ではない。 「里山vs都会」だ。 なぜ狸が擬人化されている...
評論はいいんだけどさー もうちょっとぽんぽこの話をして欲しかったよね 時代だけを語るんじゃ意味がないわけで
現代のSDGsはむしろ「自然環境から人間を守ってくれ」に近い考え方だから安心していいよ。
「持続可能な"開発"目標」ね。 それにしてもわざわざ"持続可能な"と言っている意味を考えない人が多いのは気になる。 「地球にやさしくしましょう」ではなく「人類が滅びない程度に...
Developmentの翻訳揺れなんてどうでもいいだろ。 developing countryを「発展途上国」と訳すのに合わせただけだよ。
「プラザじゃなくて!ぷらーざ」は?
https://youtu.be/szyFDNklwOI 既にこういう状況だからな。 自然環境から人類を守るためには、結局は温暖化を食い止めるしかない。それがSDGs。
ニュータウンだと、木を切りすぎ開発しすぎの土砂崩れなんかが気にならないかい? 多摩は土壌がましなんかね。
多摩ニュータウンは、そんなに急傾斜を切り開いたとこはなかったような。 横浜とかのほうが全然急傾斜だよ