2021-09-04

明智光秀が裏切ったということの意味

荒木村重が裏切ったことは、まだキャリア構築途上の中堅が、よりよい待遇職場環境を求めてのこととして理解できる。彼が離反したのは痛手だが、彼個人選択として理解できるものであるし、そのことによって我々の体制本質的に変化を迫られることはない。

浅井長政の件は、近親者として陣営の中核として遇してきたので痛手であるし、想定外のところがあるが、家庭に関しての彼なりの事情があったので致し方がないという所だろう。ちょっとだけ丁寧にやっておけばよかったという反省がある程度だ。

松永久秀に至っては元々がジョブホッピング的な人間なので織り込み済みと言ってもいい。

ところが明智光秀我が軍エースの1人である。これまで他陣営からの誘いも数多あったであろう中で一貫して我が国キャリアを築き、世界に冠たる実績を残してノーベル賞候補とも言われる人材だ。キャリア終盤でもあり、生活も安定しており我が国の中でも名声を得ているので、彼を動かしたのは目先の待遇などではない。彼個人探究心と向上心に応えるもの我が国にはなく、あの国提示した条件の中にあったということだ。彼のキャリア最後に残された10年程度の時間有意義に使い、世界の中にしっかりとした足跡を残し、そして自分研究分野自体を前に進ませられるようなロマンを感じたということである。そして、我が国はこれまで、世界の中の中心ではないものの、希望と夢を与えられていたからこそ個々の成員の優秀さと勤勉さもあって成長してきたのだが、もはやそのような国ではないということなのだ。

  • 信長「新型コロナワクチンを部下にもれなく接種させてやろう。俺は接種しないがw

  • 当時の価値観で例えるならば、学者が遣明使として派遣された事に相当するのであって、裏切って主君を殺した武将で例えるのは的外れでしょ

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