(60代以上を想定)
今は慣れたもんだけど友達に話すとびっくりされることが多いので書いてみる。
記入用紙に
おところ:
お名前:
電話番号:
とある場合でも、「何を書けばいいの?」と聞いてくるのは当然のこと。
「こちらにご住所(指さし)と、お名前(指さし)と、お電話番号(指さし)をお願いします」と伝えるも「何を書けばいいの?」と聞かれ2回目の説明をするのも一般的。
ここらへんは本当に一般的なことなので、このレベルのお客様が認知症だとかいう危惧は全くしない。
逆にちょっとやべーなと思う方の例
■例1
「函館市の『館』が抜けているので近くに書いてくださいね」と言ったところ
「どこ?」
「(指さし)函の後です」
「なに?」
「……???」
■例2
「??」
「……(固まる)」
「……(引き続きフリーズ)」
お分かりいただけただろうか?
例2で客が怒り始めたのは「色々言われたから」ではない。(こちらはしっかり間を空けて決して急かさぬよう話しているから)
この客は十中八九認知症かなにかで自分の電話番号を覚えていないのだが、「電話番号忘れてもーた!」の一言が言えないので「色々ごちゃごちゃ言われたから分からなくなった」ことにしているのだ。こういう人はたまにいる。
解法の一つは登録の電話番号を紙に書いて見せてあげて「登録はこちらなのですがお変わりありませんでしょうか。変更なければこの通りご記入ください」などと言うこと。忘れてるだけの人はこうすると黙って書いてくれる。
例1のお客様も同様に、「館が抜けてるから何だっていうんだ、面倒くさい。書かなくていいでしょ?」などとのたまうが漢字を忘れてるだけなので、メモに「函館市」と書いて見せると黙って書いてくれる。