2021-08-08

知らなそうな高齢者のこと

(60代以上を想定)

今は慣れたもんだけど友達に話すとびっくりされることが多いので書いてみる。

記入用紙に

おところ:

名前:

電話番号:

とある場合でも、「何を書けばいいの?」と聞いてくるのは当然のこと。

こちらにご住所(指さし)と、お名前(指さし)と、お電話番号(指さし)をお願いします」と伝えるも「何を書けばいいの?」と聞かれ2回目の説明をするのも一般的

ここらへんは本当に一般的ことなので、このレベルお客様認知症だとかい危惧は全くしない。

口座番号欄に電話番号を書くなども一般的

逆にちょっとやべーなと思う方の例

■例1

おところ:北海道函市〇〇町1-2-3と記入したので

函館市の『館』が抜けているので近くに書いてくださいね」と言ったところ

「どこ?」

「(指さし)函の後です」

「なに?」

函館の『館』が抜けているんです。ダテ。カンという字」

「……???

■例2

こちら(指さし)にお電話番号をご記入ください」

「??」

お客様のお電話番号です。市外局番123のー、から

「……(固まる)」

「……携帯でしたら090からでも……」

「……(引き続きフリーズ)」

「…………繋がりやすいお電話番号で構いまs」

「そんな色々言われたら分からんじゃないかあ!!(怒)」

お分かりいただけただろうか?

例2で客が怒り始めたのは「色々言われたから」ではない。(こちらはしっかり間を空けて決して急かさぬよう話しているから)

この客は十中八九認知症かなにかで自分電話番号を覚えていないのだが、「電話番号忘れてもーた!」の一言が言えないので「色々ごちゃごちゃ言われたから分からなくなった」ことにしているのだ。こういう人はたまにいる。

解法の一つは登録電話番号を紙に書いて見せてあげて「登録こちらなのですがお変わりありませんでしょうか。変更なければこの通りご記入ください」などと言うこと。忘れてるだけの人はこうすると黙って書いてくれる。

例1のお客様も同様に、「館が抜けてるからだっていうんだ、面倒くさい。書かなくていいでしょ?」などとのたまうが漢字を忘れてるだけなので、メモに「函館市」と書いて見せると黙って書いてくれる。

蛇足だけど、80歳〜のお客様は話すときにわざわざマスクを下げて話しかけてくる可能性が高い。

勇気ある店員マスクの着用を促すと「はぁー全く、めんどくさい世の中になったわ」とのこと。

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