2020-06-24

ある野良エロ小説書きから痴漢トピックについての所感

ノクターンノベルズ執筆中(とはいえ一年半くらい更新止まってる)の作品は「女の子に害を与える男」を敵役として据えている。だって強姦魔とか性的虐待パパとか集団暴行加害者とかって、安心して敵役にできるじゃない。感情移入しようがないし。もちろんレイプものには一定需要があるのは理解してるし、書いたこともあるけど、そういった作品主人公に読者がどっぷり感情移入するなんてことは無いでしょ?

で、作中の学園は「痴漢被害を減らすために私服着用可」(制服もあるけど)(ヒロイン制服着てる)(僕が制服好きだから)という妙にリアルな設定にしてて、 次は痴漢トラウマ学校に来れなくなった女の子とその加害者を出演させようとしてエピソードを書いてたんだよね(めっちゃ難産事実上更新停止状態になってるけど)。

でも、今って痴漢加害者安心して敵役にできるかっていうと、結構微妙な気がしていて。もともと痴漢加害者にはなんの思い入れもなかった人ですら、その政治的立ち位置に基づいて「いや痴漢される方にも問題がある」みたいなことを言い出しちゃいそうな気がしていて。そこらへんで突っかかられると面倒なので、結局このエピソードはお蔵入りにしつつあるんだよね。

しぶしぶ別のネタで書き直してるんだけど、女の子に害を与える男を敵役にするのって色々世情に影響されるところがあるから難しいよね、という話。

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