私は岩井俊二作品が好きで、彼の作品によく出ている蒼井優も好きだ。
リリイシュシュのすべて は有名な映画なので知っている人も多いと思うが、めちゃくちゃ鬱な作品である。
私は田舎で育ち、中学の頃陰湿ないじめを受けていたので、映画の状況とのシンクロ率がやばく、観るともれなくしばらく落ち込んで死にたくなるので最近は控えていた。
でも、初期の蒼井優が観たくてさっき観てしまった。今は鬱に耐えながらベッドに横たわってこれを書いている。
ツダシオリは14歳の危機を乗り越えられなかったんだね、とこの映画を観た人が言っていたのを思い出す。
私は乗り越えたんだ。
私は幼少期から姉の支配下にあり、逆らえなかったのだが、その姉に強要されてお互い好きでもない隣の家の男の子と無理矢理キスをしたとき、姉を本気で○そうと思った。
クラスの仲の良かった女の子たちに、なんか気持ち悪いからという理由でいじめられて、○○ってめっちゃオナニーしてそう(笑) とか、他人だからこれからは苗字にさんづけで呼ぶね、とか、わざと机を離したりとか、あんたの後の水飲み場の蛇口使いたくない、とか、いじめられて自殺した中学生のニュースをみて、○○は自殺とかしないでよね(笑)と言われたとき、そいつらを全員本気で○そうと思った。
私は乗り越えたんだ。