2019-04-20

ノートルダム再建で集まった巨額の寄付に怒るイエローベスト妥当

火災により損傷したノートルダム大聖堂を再建するため、

世界中金持ちが巨額の寄付を行うことを公表したが、

フランス暴動紛いのデモを起こしたイエローベストを始めとした、

経済的平等是正運動関係者はかなりご立腹らしい

寄付により税金控除が目的だとか色々理由は言われているが、

ともかくこういう文化財の修復だとかえぇかっこできる場合は金を出すが、

貧乏人の生活支援には金なんか出さんぞ。ということがシグナルされたと言えるわけで、

この怒りは至極当然の話であり、富の再分配制度について再設計余地は十分あることを示したと俺は思った

ところが該当ニュースヤフコメなんか見てみると、

ノートルダム寺院観光資源として金を稼いでるからとか、

寄付による修繕作業で巡り巡って金が回ってくるからとか、

寄付金は文化財の修復目的なのだから、修復にだけ使うべきだとか、

アホが得意げに低脳丸出しのコメントを書き連ねている

こいつらはフランス貧乏人がなぜ怒っているのかわかっていない

ノートルダムにはすぐに金が出せるのに、貧乏人への富の再分配拒否することが可能という社会システムに対して怒っているのである

今回のような件がなければ、そのまま旨旨と節税に励み、金持ちが懐に溜め込むことを可能にしているシステムをなんとかしろと言っているのだが、

どうもその辺の理屈がわからないアホばかりであるらしい

まあ日本人は、消費税という所得が低い人ほど実質的負担が増す不平等システム肯定し、

増税延期なんてけしからんメディアバッシングするぐらい気合いの入った奴隷から

金持ち許すまじと暴動起こすフランス人の方が、よっぽど人間として正常と思った

  • 超長期的には、富を労働者や貧困への流れが正しいんだろう。 ただ、労働者や貧困は、その富を生み出せないんで、それを変えない限り 行き着く先は、人権や低所得者の自由のために大...

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