技術書典というテクノロジー系というか、技術系を扱う同人イベントがあるんだが、大人気でサークルが抽選になった。
抽選結果が出た後、じゃあ落選組に向けて裏で別のハコ借りてやれないか、という話が上がった。
最初に裏でイベントやれないかと発案した若いA氏は周囲に意見を受けて撤回した。
まあ発案としては良いと思うし理念には賛同できるものの、実際計画としては甘い部分も多かったので仕方ないと思う。
できれば意見をバネに実行に至っていればよかったなあとは思うものの、まあノウハウや経験の不足もあったし。
しかしやらないなら俺がやる、とばかりにベテランのB氏(氏も技術書典に落選したらしい)が名乗りをあげた。
それが技書話人伝だ。
2回目からはアキバスクエアで大々的に開催され、次回が4回目になる。
アキバスクエアで開催される前、初回は同じく秋葉原にある通運会館という小さな会議室で行われたのだが、このときは道路に人が並ぶほどの混雑になったという過去がある。
何を考えたのか技書話人伝はその通運会館で技術書典と同日に開催されるのだ。
10分も歩けば移動できる会場で、過去に事故にも近い混雑を起こした場所で、同日開催。
片や数千人を受け入れられる体制、もう一方は100人そこそこ人が来たらパンクする会場だ。
なぜA氏に意見していた連中はB氏を止めないのか。
ちなみにB氏は浦賀船渠ノ航跡というイベントが中止になった際、調査とレポートをしていた、いわば今まで失敗した即売会を糾弾してきた立場のktgohan氏である。
A氏を批判していたのはB氏だけだった…ということではないのか?
むしろB氏はA氏に対する批判を過剰なまでに叩いていた。
全員識別された状態で話し合ったのか?B氏は右手でA氏を叩き、左手で自らの右手を叩いて見せたのではないのか?
A氏を批判していた中にはそれなりに有名な同人イベントの主催もいた。 ただTwitterでの話なので捨て垢を使ってマッチポンプをやらかした可能性は確かに否定できない。
事故もなく無事に開催できたようで、よかったですね。