2017-11-11

コンビニバイトの意義

ローソンで1年くらい稼いだ。

疲れて帰宅後何も手に付かなくなるのて割に合わなかった。

辞めてしばらくして、時間の浪費でしかなかったと強く後悔した。

先日、国内旅行の下調べでレビューを漁っていると、ビジネスホテルファストフードに「接客」を求め、それこそ憤慨している人が多く不思議だった。

学生貧乏旅なので、接客を期待できるほど高級なところは見ていない。

実際に函館ハンバーガー屋に行くと、たしかに愛想はなかったし時間はかかったが、ハンバーガーが美味しかったので何も不満はなかった。

しかすると自分も、接客を求めて怒り狂う側になっていたかもしれないと思うと、コンビニ店員をやってて良かったと思えた。

アルバイトは稼ぐ手段しかないので、愛想を振りまく義理はない。

店の売上も全く興味がない。

それこそ客が減ったほうがアルバイトは楽になる。

コンビニレジで面と向かって怒り狂う大人を観察すると、「とにかく余裕がない」ことが感じとれる。

思考ではなく感覚レベルで焦りをつのらせている。

グラタンが熱くて落としてしまったとき、もう一つ持ってきて温めるだけの話だが、パニックに陥る客がいる。

グラタンが買えなくてもどうにかなるさ、と思えないのだ。

文章で啓発できる話ではない。

根深い。

ところで、コンビニ店員らしき学生が「誰でもできる仕事ではない!」と主張するツイートを見かけるが、つらさ自慢にしかなっていない。

覚えることがいくら多くても、判断とか理解が要らない単純作業の積み重ねである以上、専門性はなく、誰でもやればできる。

本当に自分が得意なことは何ですか。

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