2017-01-15

フィクションであれば何をしてもいいのか

最近話題になっている「幸色のワンルーム」という、

虐待を受けていた少女誘拐され、誘拐犯と暮らすというストックホルム症候群を描いた漫画を読みました。

はっきり言って、非常に醜悪不快漫画でした。

この漫画現実にあった誘拐事件を元にしていると言われており、

今も事件トラウマを乗り越えて生きていこうとしている被害者現実にいるにも関わらず、

その人を踏みにじり、面白おかしく茶化してあざ笑うような内容です。

現実被害者などどうでもいいから都合よく消費したいという魂胆が見え透いており、読んでいて吐き気しました。

このような漫画を許容し、愛好する消費者達も作者と同様の倫理観しか持ち合わせていないクズ共であり、

オタク文化いか邪悪醜悪ものかをまざまざと見せつけられました。

しかも恐ろしい事にこの漫画書籍化されるとのこと・・・

編集部は売れれば何でも良いというのか。企業の社会的責任無視した判断には神経を疑います

作者はあくまフィクションだと言い張って逃げようとしていますが、

幾らフィクションだと言い訳した所で、誘拐事件被害に遭った弱者達を傷付けている事に変わりはありません。

この漫画に限らず、現実被害者が居ることを無視した、

性犯罪などを面白おかしく題材にした漫画ゲームは後を絶たず、著しく人権が損なわれています

今回の件で改めて表現規制重要さを身にしみて感じました。

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