ラノベやギャルゲの主人公は、曖昧な「優しさ」でもってヒロインを落とす。
しかし、この「私」は、曖昧な優しさすら持ち合わせていない、ただのどうしようもないクズであった。
そんな「私」がヒロインから受け入れられるなどありえないのである。拒絶されるか、よくて怒ってくれる程度が関の山である。
というより、既存のキャラがクズを受け入れてしまうシナリオを無理やり書いてしまうと、そのキャラの人格を損なわせ、魅力を減衰させてしまう。
だから既存のキャラが「私」を受け入れてくれる可能性は考えてはいけないのである。
そこで「バブみ」の概念が生み出される。
ダメな人を受け入れてくれる、という性質を根幹に持っているキャラが登場することになる。
ただ、そういうキャラを想定してもやはり「なぜダメな人を受け入れるのか」「そのメリットはなんなのか」という疑問が湧いてくる。
そこで、ヒロイン自身も大脳の壊れたメンヘラである、と位置づける。
だめなひとを甘えさせることにより自身の存在価値を見出す、ダメンズウォーカーという属性。
( http://anond.hatelabo.jp/20160101152808 の一応続き) ラノベ主人公ほどのモテ要素も持ち合わせていない、どうしようもないクズであるこの「私」を受け入れてくれる、そんな二次元美少女など...
この言説自体がクズと健全な女性が付き合うことはあってはならない、付き合ってはいけないというお前の願望が反映されていてウケる