2014-08-05

公開オーディションをみて思った声優業界

全く業界人間でもないし、詳しいわけでもない。

個人的には声優を追いかけるのは大好きだし、応援もしている。

新人声優もいつもチェックを欠かさずしている。

先日、ある声優オーディションをみたのだけれども

なんだか怖い世界だな、と改めて感じてしまった。

自分が耳にするのは、噂程度のこと。

声優は大変」

Twitterでみかけた「アイツは演技が下手なのに、可愛いからオーディションに受かった」という話。

新人のくせに良い役をとり、事務所先輩にいじめられる子」「自殺未遂」「枕営業」「恋愛」「処女膜」

声優は、演技が出来て、歌も歌える、スター性も持ち合わせていて、容姿も綺麗。

男性女性もそれを今求められている。

話を戻して、オーディションをみて何を思ったか

必要以上に準備される賞。

特別賞。グランプリも1人ではなく数名。

その場で用意された賞も、所属なども特にないけど

「これからも頑張ってね賞」みたいで。

新人夢を与えるのはやめてくれ」と正直に思ってしまった。

なんだか笑顔を見るのがはじめて辛かった。

有名な話だけど声優ランク制。

しかも、ジュニアからランクが上がれば途端に仕事がこなくなる人がほとんどだとか。

そのオーディションも勿論素質のある人だからこそ、賞を与えたのだと思うけど、

自分にはその人の人生をつぶしにきてるようにしか思えなかった。

オーディションってそんなもんなのかーって。

これからも、作品オーディションは受ける日々が続くと思うし、お金ももらえない日々が続くだろうし、

夢を与えるのじゃなくて、夢を折りに行くような勢いじゃないと、

この辛い世界に耐えられないんじゃないかって。

新人声優を見ていても、突然病気で辞めていったひと。

全く出なくなった人、気がつけばやめていた人ばかりだから

あの時、誓ってた言葉がこうも簡単におられてしまうんだなと。

なんとなく公開オーディションを見て思った事です。

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