2014-07-06

貧困層志願兵になる」という虚妄

貧困層といっても色々あるけど、たぶん進学できず就職もできない人が多数を占めると思う。

で、不思議なのは、「政府意図的貧困層生産して兵士になるしか選択肢が与えられないようにしてるんだ!」とわめく人たち。例えば國分功一郎のこのブログ記事→http://ameblo.jp/philosophysells/entry-10570987570.html

いやそれおかしいよね。進学できなかったり就職できないってことは基本的仕事や知識を身につけていない人たちってことでしょ?こういう人たちを一人前の兵士自衛官?)に育て上げるまでにどれだけのお金必要なのか考えたことはある?で、その人たちに出す俸給はどこから出るの?財務省が大幅な自衛官の人数増加を許すと思うの?

そんなこというと、「いや、民間軍事会社就職せざるを得ないように政府は仕向けるんだ!」と主張するかも知れない。でもそれも変じゃん。例えばパ○ナがそういう会社を新設したとして、どこの軍隊ノウハウのないぽっと出の会社契約したがるの?信頼して仕事任せられないでしょ。それなら海外民間軍事会社就職最初に挙げた貧困層定義に限って考えれば、進学できなかった日本人がまともに英語喋れると思うの?もし万が一、日本東南アジア軍事展開するとしてその下請けをするとしても、日本は現地の政府軍ないし米軍と共同作戦する可能性が大でしょ。となると英語共通語になる。日本語しか喋れない人がそんな状況で使い物になるの?

國分や雨宮、「経済的徴兵制」論者はたぶん貧困層兵士両方を下に見てるんだと思う。

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