2013-04-30

空白の16年

18歳の時に母親他界した。

胃がんだった。

21歳の時に父親が他界した。

肝臓がんだった。

24歳の時に兄が交通事故にあった。

脳挫傷人格が変わった。

24歳の時に飲食店開業した。

約1年で潰した。

26歳の時に詐欺にあった。

2,000万近く失った。

33歳の時に勤めていた会社を辞めた。

18の時からずーっと空白。

母親っ子だった。

自分を見守ってくれる人が突然いなくなってからずーっと空白。

残りの人生も恐らく空白だろう。

から愛する人、愛してくれる人と出会わない限り。

去年、気になる子告白した。

見事フラれた。

一緒にお酒を呑んだ帰り、彼女は僕の家に来た。

当然その気があって来てくれたものだと思った。

体に触れた。

彼女は拒否しなかった。

正確には多少は拒む素振りをしたけれども、そのままコトは進んでいった。

お酒は入っていたけど、僕は正気だった。

彼女に囁いた。

『.....好きだよ.....』

彼女から返事はなかった。

抱きしめながら何回も囁いた。

でも反応はなかった。

彼女彼氏と別れたばかりだった。

しかったのだろう。

から僕の家に来た。

ただそれだけ。

でも僕は勘違いをした。

久しぶりの恋だと舞い上がっていた。

彼女も恐らく僕を好きだろう。』

から僕は彼女を抱いた。

僕は彼女のことが本当に好きだった。

でも結局、最後まではしなかった。

帰り際、彼女はひどく不機嫌だった。

理由を尋ねても不機嫌なまま。

しばらく連絡はなかった。

数日後、彼女から連絡がきた。

『この前はごめんなさい。』

僕も謝った。

彼女が怒ったのは僕が何の告白も無しに抱いたからだろう。

それはわかっていた。

案の定だった。

でも僕は本当に彼女のことを好きになったから抱いた。

勘違いしないでほしかった。

ただやりたかたからじゃない。

本当に好きになっていた。

から彼女に僕の気持ちを受け入れてほしかった。

でも彼女は受け入れてくれなかった。

最初はいいと思っていたけど、いきなりああいうことをされたから.....ごめんなさい。』

それから数ヶ月後、彼女には新しい彼氏が出来た。

彼女は何故かそれを僕に報告してきた。

しかった。

辛かった。

自分が受け入れられなかった現実が。

こんなにも想っているのに受け入れられなかった現実が。

僕は愛に飢えている。

愛する人、愛してくれる人さえ現れれば、全てがうまくいくとさえ思える。

だって母親が生きていた時は幸せだったから。

好きな人と別れることになる度、絶望かられる。

まるで母親が死んだ時のように。

でも僕は生きている。

人生は続く。

から歩き続けなければ。

それが人の一生。

全てを受け入れて進んでゆくだけだ。

そして歳をとったらそのうち.....

会えるよね?

お母さん。

  • 女が不機嫌だったのはSEXできなかったから お前がふられたのはSEXはできても付き合うつもりはもともとなかったから その女はただのビッチだよ

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