2013-04-25

粘着増田は俺達を愛してたし、店長は誰のことも愛してなかった。

コンビニ店長に粘着してた人間は誰よりも「愛」があったんじゃないか

二重に間違ってる。

まず一点、例の増田執拗に批判してたのは二十四時間残念営業それ自体ではなくて、あのブログが毎度Buzzってしまhatena(およびTwitter)という土壌。Midas陛下言葉を借りれば「コンビニ店長」という「ブランド」をあの増田は批判してた。女子高生プラダを提げる社会風俗を批判するのにプラダ愛は必要ない。だからターゲット別にChikirinでもfinalventでも構わなかったはずだけど、そこで二十四時間残念営業を選んだのはおそらく「ほかにアンチが見当たらなかったから」というきわめて観客コンシャスな理由で、つまり増田は観客たる我々をこそ愛してたってわけ。

つぎに二点目、二十四時間残念営業は粘着されて嫌になったか移転しますとか書いてたけどあれは嘘。読んでたならわかると思うけど彼にはそもそも「他人の話を聞く」という回路が存在しないから、他人からなんか言われたくらいでいちいち揺らぐはずもない。今回のは例のよくある「やめる理由を探してた」ってやつで、その手頃な理由としてあの増田が使われただけ。で、なんで彼がblogをやめたがってたかってとこだけど、彼はそもそも他人を必要としてなくて、すくなくとも他者との関係性みたいなものを欲望してなくて、そういう人間が文章書いてるとどうしても自家中毒起こして結局ああなる。どうも他者を想定しない文章ってのは無理みたいなんだよね。絵とか楽器とかならわりと平気みたいだけど。彼は「一人でも読んでくれる人がいればそれでいい」みたいなこと書いてたけど、その一人ってのが具体的にどこの誰で、好きなものはなにで歳はいくつでなにに悩んでて、みたいなイメージというか欲望みたいなものが彼の中には無い。彼が文章を選んだのはたぶん間違いだった。

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