2012-08-19

歴史」という作品について

僕は歴史が好きだ。

歴史好きの両親の影響が大きいとは思うが、他にも歴史好きの人はたくさんいる。

みんながみんな僕のように親の影響という訳ではないだろう。

ではなぜこんなにも歴史は人々を惹きつけるのか。

その理由は「歴史」を1つの連載作品と見れば明らかになる。

まず、歴史には矛盾がない。もちろん文献に矛盾はあるが、事実のもの整合性がとれている。

これだけ練りこまれた作品はなかなかないだろう。

かといって単調な話が続くこともなく、時には物語を動かす奇妙な出来事も起こる。

様々な展開があるが、裏で事実は繋がっている。これは傑作推理小説にも通ずるのではないか

また、歴史の大まかな流れというのは分かっているが、細かいところまでは分かっていない。

これは言わば空き部屋がたっぷりマンションで、自分で家(=物語の背景,設定)を建てずとも

家具(=シナリオ)さえ持ち込めば生活できるようなものなのだ

中には家具すらも揃っていて、レイアウトを考えるだけというものもある。

まり二次創作が容易にできるということだ。

二次創作がしやすい作品の人気が出やすいのはご存知だろう。

しかし中には二次創作を嫌う人達もいる。オリジナルを尊重する人達だ。

歴史」はそんな人達希望も叶えてくれる。世界を歩けば「歴史」の遺物がたくさん見つかる。

いや、むしろ世界には「歴史しかないと言うべきか。

それらを見れば、古代英雄から時代を作った庶民の生活まで、原典世界にひたれるだろう。

このように「歴史」には人気が出るだけの理由が十分にある。

なんといっても歴史は途中で連載終了になることもなく、長く続いているのにマンネリ化もしない。

さらにはこれからの「歴史」に読者が干渉することもできるのだ。

このように多様な読者に多くの楽しみ方を与えてくれる「歴史」の人気が出ないはずがない。

これが1人の「歴史」ファンから見た、「歴史」の人気の秘密である

さあ、画面の前のあなたもめくるめく「歴史」の世界に足を踏み入れてはいかがだろうか。

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