2012-08-18

人生

バブル経済とは1986年12月から始まったらしい。

26年前だと、当時俺は12才。

バブル崩壊したのは1991年2月から17才か。

俗に言う多感な時期がバブルまっただ中だった訳だ。

大人になれば自然とお嫁さんを貰って、子供ができて

4年に一度は車を買い換えて、年に1,2度家族旅行をして

貯蓄をしつつ、時期が来たら新築を買う

老後は、悠々自適とは言わないが、年金をもらって子や孫たちと静かに暮す

こんな世界が当たり前に自分にもやってくると思ってた。

だって、まわりの大人たちの暮らしぶりがそう見えたから。

そして、それは未来永劫ずっと続くかのように錯覚したし、

からも、それが当たり前の暮らしなんだと思っていた。

目まぐるしく変わる人生だとか、波瀾万丈な人生だとか、時代に振り回される人生だとか、

そんな人生は、自分には全く関係ない世界の話だと思ってた。

所がだ

両親は離婚し、会社倒産寸前

友達と実の親に、合わせて250万近い借金を踏み倒される。

上がらない給料に苦しみつつ、何とか家庭は築けたものの、

与信が悪くて住宅ローンが通らない

実に7年間、住宅を建てたくても建てられない状態だった。

そうこうしてる内に会社が持たないので、県内から出たことがない俺が、

家族と離れて東北仕事をすることになる。

騙され、裏切られ、脅され、考えることは毎日金の事ばかり

成功に酔いしれた次の日に地獄に叩き落される。

親に、時代に、景気に、散々振り回されてきたし、

これからも振り回されて生きてゆくのだろう。

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