2011-11-07

[]oooquree(?)さんが、伝えたいことを伝えるために意識したらいいんじゃないか、ということ

http://anond.hatelabo.jp/20111026013039

伝えたいことはたくさんあって、それをなんとか伝えようとする熱意が伝わってきて、その誠実さには心を打たれるのだけれども、たぶん思ったことをそのまま書いているから、誤解されやすいような印象を受ける。自分だったらこういう風に書くだろう。

章分け

まず、文章が全部つらつらとかかれてあるので、「どういうことがあったのか?」「そして、そのことによって何が起きたのか?」「自分は何をしたいのか」というのが不明確でわかりにくいのが、読み手にとって辛いなというのが正直な印象。自分だったら下のように書くかな。

最初に、文章全体の趣旨

全体の文章において、この文章が何を意味しているのか?を簡単に要約する。どれくらいの長さがいいかはわからないけど、200文字から400文字の間だと、負担が無くてすむかな、自分経験だと。そうすれば、興味を持った人なら読み進めてくれるし、興味のない人だったら読み飛ばすだろう。

何が起きたのかを明確にする

自分が訴えたいことの前に、訴えたい内容の経緯を簡単に説明する。その経緯について思うこともあると思うんだけど、それはぐっと我慢。感情は、確かにその人にとっては事実かもしれないけど、他人にとってはそう思わない人もいるわけだ。まずは事実を列挙する。できることなら、時系列のほうが望ましい。

起きたことに対して、何が不愉快だったのか

ある事実に言及するということは、そのことに思うことがあったはず。で、「何が起きたのか」と「それに対してどう思ったか」というのは切り分けられるべきなのは、「何が起きたのか」は、いわゆる事実なわけで、しかし「それに対してどう思ったのか」というのは個人がそれをどう思うか、の問題でもある。個人的であるということは、要するに「他の人はどう思うかは分からないが、自分にとってはこのようなことが問題になっている」ということを明確にするためだ。

何をして欲しいのかを明確にする

自分がこういうことを問題に思っている」とするならば、それに対して何かしら対処してほしいことがあるはずだ。対処して欲しい、というのは具体的に退学処分してほしい、とかそういうわけではなく、「大学側の意見としては、この事例はどのように思うのか?」という要求でもいい。大学当局にわざわざメールを出したということは、何かしらのアクションを求めているのかな、と俺は思うので、そのアクションについて書いてあげれば、相手側もアクションをとりやすいのではないか、と思う。

思ったことを思ったまま書いても伝わらない

伝えたいことは山ほどあると思うんだけど、伝えたいことを一方的に伝えると、焦点がブレでしまうので、「伝えたいこと」を一回整理して、カテゴライズしなおすと、もっと誤解が減っていいと俺は思う。

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