2009-10-30

夢破れた

未だ就活が終わらない、なかば諦め気味な大学4年生。

未来が全く定まらないということが、こんなにも絶望だとは思わなかった。

鬱気味で、極限まで疲れないと、睡眠薬(市販だけど)を飲まないと寝られない。

就職活動で今まで重要視してきたのは、「安定」でも「収入」でも「勤務地」でもなく、

幼い頃からの夢である、とある業界に入り込むことだった。
 

なんの意志も無く、安定や収入を目指して公務員試験勉強をしている奴や、

実家から通える範囲内の企業を業種関係なく根こそぎ受けている奴、

志望動機がまったく思いつかない」なんて愚痴っている奴を、心底バカにしていた。

なんでそんなところで働こうとするのか理解できなかった。

社畜と罵られるかもしれないけれど、働くのならば、自分が魅力的だと思える場所で

いっそ自分からサービス残業してしまうくらいの魅力的な仕事をしたかった。

そう思って、夢だった業界だけを見据えて、就活をした。


だから、採用倍率がめちゃくちゃに高い、狭き門業界を目指すことに躊躇は無かった。

閉鎖的な業界だったし、新卒時に入り込むしか入口はなかった。


努力だってしたつもりだ。

インターシップにも行ったし、筆記試験勉強も嫌になるくらいやったし、

金を払って就活セミナーに行ってがっつり面接練習もした。


今、思えばガキだったのだ。現実が見えていなかった。

目指すべきは、「私は真剣ですよ」という仮面を顔にはりつけて、

どーでもいい職場で、それなりに適当仕事をこなし、

オフを充実させるというライフスタイルが実現できる会社だったのだろう。

魅力的な人生ではなく、楽な人生を目指すべきだったのだ。


就活は良く恋愛に例えられるが、それで言えば、中学生恋愛みたいなもので、

真実の愛」なんてものを探して悩むよりも、それなりのところで妥協して、

恋人あり・セックス経験済み、という称号を手に入れることこそが重要だったのだ。


僕の不幸は2つ。

ひとつめは、業界最大手で、(内定に至らないものの)それなりの結果を就活開始直後に出してしまったこと。

ふたつめは、この春から、信念を貫いて「夢の職場」に就職できて忙しいけれど幸せそうな先輩が身近にいて、

その人が就職活動の相談相手になってくれていたこと。


このふたつがあって、「努力すれば俺だってどうにかなるハズだ、夢を実現させるんだ」と息巻いて、

気付けば就活を始めて丸1年が過ぎ、

僕は未だに、内定ひとつも手にしてやしないのだ。

もう、募集を受け付けてくれる企業も、希望業界でなくたって、少数しかない。

春に「それなりの結果」を出した企業エントリーが、そろそろ始まる。


単位は充分すぎるほどあって、卒論も順調だけれど、卒業せずにもう1年頑張るという選択肢現実味を帯びている。

新卒という切符をなくしたら、文系男に生きる道なんてないからだ。)

だけど、それと同じくらい、誰にも迷惑をかけずに消えてしまうという選択肢が、魅力的に思える。


10年願えば夢は叶うというけれど、僕は叶えられなかった。2年目に成功するとは限らないし、そもそも精根尽き果てている。

あれだけバカにしていた、夢や自分自身のやりたいこと以外を主軸にして就職して、働いて生きていける自信もない。

親に寄生してニートなんてありえない。もう1年分の学費を出してもらうことにさえ、こんなに罪悪感があるのに。



夢なんて、見なければ良かった。

特定の仕事を夢になんてすることには、大きなリスクしかない。


小学校卒業文集で、「将来の夢は?」の問いに、大抵の奴は職業を書く。

それはミュージシャンかもしれないしスポーツ選手かもしれないし学者かもしれないし政治家かもしれない。

そういう、子供の眼でみたって、実現可能性が低い職業は、まだいい。


あの頃は簡単になれると思っていた、おもちゃ屋さん、花屋さん、お菓子屋さん、なんて職業につくのだって、無理だ。

それらの店の店員なんて、大体が非正規雇用で、一生働いて生きていける仕事じゃない。

カッコイイ仕事、ってイメージだったシステムエンジニアプログラマなんか、ほとんどがブラックだ。


夢は努力すれば叶うなんて言った奴を、なぐりつけてやりたい。

君ならきっとできるよなんて言葉を、なんで人生の先輩である大人たちは、子供に向かって放つのだろう。


いつか夢なんて忘れると高を括っているのだろうか。

努力を放棄すると思っているのだろうか。


忘れもせず努力もした人間で、それでも負けてしまったクズの末路なんか、考えてもいないだろう。


努力が足りなかった? ああ、そうさ。勝者に比べれば、足りなかったんだろうよ。学力も足りなきゃ面接も最低だったんだろうよ。


俺が悪かったのだ。

クソ真面目に夢を信じていたくせに、叶える力がなかった俺が。

だから、思う。消えてしまいたいと。

本当に誰にも迷惑をかけない方法なんて無いのだろうけど、

そんなのどうでも良いやとさえ、最近は思えてきた。

こんなにバカな就活生が他にいるのかわからないけれど、

これから就職活動をする人たちに、

「夢なんかみないほうが良いよ」

と、それだけ伝えたい。

  • 失敗しただけじゃん ゴチャゴチャ変なポエム書いてないでいいから ただ今年就職するのか留年するのか決めろ

  • 俺は同じような感じで夢だった業界受からなくて卒論だけ提出しないことにして留年したな~ 親には申し訳ないことをした。 希望の業界には結局就職できなかったんだけどね。

  • これが巷で話題の打たれ弱いゆとりか。 そんなネガティブな奴に入ってこられても迷惑だから帰ってくれ。

  • 第一投でいい記録が出なくて「夢破れたり」とかwwwちょwwwっうぇwww 鬱病なら、病院に行かないと。ここじゃ癒せないぞ。

    • 業界にもよるんじゃね? 年令制限ありとかさ。普通に大卒で就活するような世界ではあんまり思い当たらないけど、世の中広いからね。 でもそういう特殊な例以外の、大抵の仕事の裾野...

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