2008-09-24

人のミスを叱ったり注意したりする時に一番してはいけないこと。

それは全人格否定だと思う。

ミスをした行動などは叱らなければいけないが、本人になぜそれがいけないかと理由を

言わずに否定だけすると、本人はミスから学習をできずに否定だけされたことで萎縮を

してしまう。そして自分のすべてを自己否定してしまう。

何で叱られたか判らないから何をするにも「また叱られるかも」と思って何もできなく

なってしまう。今度はそれはそれで、何もしないと叱られて自己否定ループ地獄に陥る。

http://anond.hatelabo.jp/20080924181542を読んでつくづくと思った。

元増田がどんなミスをしてしまったかは判らない。が、生きててごめんなさいと思う事

は無いと思うよ。ミスをしたらそこから余すところなく学び取れ。ミスをしてしまった

今できることはそれだ。同じミスを繰り返さない為に。

 

・追記・

ブクマで「ポジティブな人ってそんな気持ちに一切ならずに次の事考えられちゃう?強者と

弱者を分けるポイントはここか」とありましたが、自分は強者ではありません。

今はポジティブ気味ですけど元はものすごくネガティブでしたし。

自分は元々萎縮しがちな人間で、世間に出てマッチョ人間に「お前も親も頭がおかしい」

コテンパンに人格否定をされまくって、生きてていいのか自問自答することがありました。

子供のときに身に着けるべきことが身についておらず、それを周回遅れでやることは

恥ずかしくて情けないことでしたが、それが自分の現実と踏ん張りました。失敗を経て、

自分が新人に教える立場を経験するなどして、この考えに気付いたんですが、どん底にいる

時に誰かがこう言ってくれていたら、あんなに何年も自分を責めて生きずに済んだだろうと

思うと書かずにはいられませんでした。

確かに「生きててすいません」状態ではまだ重いことかもしれません。

元々増田さんが落ち着いた時に読んで伝わったらいいなと思います。

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