へー、俺の場合「最近よく寝れないんです」って言ったら、それだけで、いろんな種類の睡眠薬を並べて、どれが一番自分にあってそうか確かめてから処方してくれたけど。厳密に言えば「三時間くらいしか寝れずにつらい」と正直に状態を述べたんだけども。まー癖になるっていうか、睡眠薬はラリれるしな。睡眠用途半分、ラリるために半分。使わずに残ってるとそれだけで精神安定剤みたいな。いろんな医者が居るからいろんなところ行けばいいと思うよ!
1は駅前なんかで営業しているクリニック型に多い気がする。
2はカウンセリング中心の旧式な精神科医と言える(きょうび精神科の治療で薬を出さないことはありえない)。
オーソドックスであり望ましいのは3のパターン。このタイプの精神科医は、精神科が専門で入院施設もあるような大きな病院に行けばいると思う。最初の診察で2時間程度話を聞き、どのように治療していくか計画をたてていく。
あなたは上記のパターンにもあてはまらない「ろくすっぽ話も聞かないし薬も処方してくれない」という最悪パターンの精神科医があたってしまったようだね。
ところで、骨のない魚を食べたことがありますか?ググったらだめだよ。
下世話なだけなんじゃない?
君もいつか出会うさ、青いほとりに。
鳴かぬなら 手に書いておけ ホトトギス
「残りの人生を、彼と歩みたかったの」
彼女の答えはシンプルで、とても納得のいくものであった。
いや、全然納得行かないんだけど…
実際に東京で働いたら思っていたより良いものではなかったのかな、とか
就職先が結婚後も定年まで働けるような環境じゃなかったのかな、とか
別の結婚相手捜そうとしたけどMさん(新郎)より良い条件の人は見つからなかったのかな、とか
本音を邪推してしまう私は歪んでいるのか。
ひどいところ7割、許容範囲3割、いいところ0(ものすごく運が良ければ巡り会えるかも)、ぐらいのつもりでいたほうがいいと思う。3ヶ所ぐらい行けば 1ヶ所ぐらい許容範囲のところが見つかる。それでも、いかないよりはマシだったりする。コツは、あんまり期待しないこと。相手を「救世主」みたいに考えず、単に診察と投薬の資格を持った人、ぐらいに思う。最悪の状態になる手前で行くこと。最悪の時に行くと、行ったところがひどかったらダメージが大き過ぎて立ち直れず、別の病院を試してみようという気力が湧かないから。私は今1ヶ所目。過去には何度も行ったけど、この街では初めて。相手を見定め中。
「モテる」とはどういう状態なのか。
先々週、私の友達が結婚した。
新婦のMさん(イニシャル同じじゃん!)は、優しい雰囲気だがしっかり芯がある、悪く言うと「意外と気が強い」性格だ。
東京の大学を卒業した後、彼は地元(広島)の企業に就職をし、彼女は営団地下鉄(現東京メトロ)に就職をしてそれからずっと遠距離恋愛をしてた形になる。
バリバリのキャリアウーマンという訳ではなかったのだが東京で働くという事には拘っていたようで、結果営団地下鉄に就職が決まった訳で、彼女は「定年まで働く」と思ってたらしい。
その二人が東京⇔広島の距離差と7年という長い期間を越えて結婚をした。
7年は、遠距離恋愛の部分なので延べ期間で云うと10年近い計算になる。彼女は今後地縁の無い広島で人生を過ごす事になる。
正直、うまくいくとは思ってなかった私は彼女に何故結婚をしたのか聞いた。
「残りの人生を、彼と歩みたかったの」
恐らく持ってたであろう東京への未練はその時は微塵も感じられなかった。
仕事と天秤にかけられたかも知れないMさん。
カッコイイとも悪いとも言えない微妙なルックスと、柔和な雰囲気の余り女の子に騒がれるタイプではない彼を見て私は「あ、この人モテる」と思った。
とっかえひっかえパートナーを代え、常に沢山の異性が周りに居て、いざダメになっても幾らでもスペアが居る人は世間一般では所謂「モテる」人になるのだろうが、私はこういうのは薄っぺらに見えてそんな付き合い方から何か生まれるのだろうか?と思う。
ここのところ不眠が続き、日常に支障が出ているので高田馬場駅のすぐ近くにある精神科に初めて足を向けた。
ケースワーカーの女性に症状を訴えてから、医師の判断を仰ぐ、という形式だったのだが、ここの医師はあまりにひどすぎた。
私が診察室に入った瞬間、彼は開口一番「睡眠薬は飲まない方がいいと思うな」と言った。「・・・はい?」
彼は更に続けてこういった。パソコンをいじりながら。「癖になるから。」なぜ薬の話をされるのだろうと思いつつも、一応うなづいた。「・・・はい。」それから睡眠薬は出せないという意味のことを回りくどく何度も言われた。
「今悩んでいることって、就職活動?きっと就職活動が終わったら自然に治るんじゃない?薬は飲まない方がいいと思うなー」「でも不眠で日常に支障が出ているのは確かですし・・・」「以前にこんなことがあったのって高3?これも進学の悩みでしょ?」「・・・違います、そのときは・・・」「でも自然に治ったんでしょう?じゃあ今回も様子を見ましょうよ」
最後に医師はこう言った。「別にいいじゃん、眠れなくても。」
耳を疑った。
睡眠薬を処方されなかったことは別にいい。むしろ、こちらも初診で薬が出されることはないと思っていた。話を聞いてくれて、まず信頼関係を築く足がかりを作って行くのだと思っていた。
それを、まるでこちらが睡眠薬の処方を目当てにして来たかのような口調、パソコンをいじりながらの横柄な態度、こちらの悩みを聴くこともなく、自分の中では重大な悩みを些細な出来事かのように扱われ、過去の悩みを勝手に決めつけられ、あげくに「眠れなくてもいいじゃん。」
あまりにひどすぎる。心が弱っているからここに来たのに。精神科など気軽に行ける場所ではない。何度も逡巡してここにきた。決して安くはない診療代も銀行でおろしてきた。
診療中に涙が出てきたが、パソコンをいじりながら対応している医師はそれすら気づかない様子だった。
診療後、耐えきれずにトイレでしばらく泣いた。診療代を払うときも涙が止まらずにいたが、気づいているのかいないのか受付の女性は機械的な説明しかしなかった。
おそらく今後、二度と精神科には行かないだろう。