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はてなキーワード: 不正改造とは

2021-10-26

新大久保の昔話

2010年代新大久保に居た差別主義者狩りの思い出の話をしよう。

当時新大久保は物凄く治安が悪く、特に人種差別主義者闊歩し、音から逃げるもままならぬ程の罵詈雑言をどこでもお構い無しに響かせており、自治会も取り締まるが、効果は薄く、凄まじい状況だった。

私が話を聞いた人は当時新大久保マンション管理人として働いており、時間わず仕事をしており、またマンションのある地域差別主義者の溜まり場となり、休日には差別主義者の街宣カーの爆音の鳴り響くとんでもなくカオスな状況だったとの事

当然新大久保に来る人々の怒りは凄まじく、マンション住民もブチ切れていたとか。

その人がとある休日に、厳つい服装をした自転車乗りが新大久保周辺を徘徊しており、不審者か?と思い注意して観察していた

そして、爆音響かせる街宣車の音がなった瞬間、その自転車は急加速して音の方へ走り去って行った。

ある日、東京のある場所ネット右翼とあるバイク乗りに絡まれ事件があった。

被害者差別主義者のデモ常連だったということで、あぁ狩られたんだなと思ったらしい。

このバイクはどうみても不正改造車を無理やり動かしていた様だったので、持ち主が警察に捕まって車両押収されたが、このころには差別主義者狩りが活発になっており、自転車バイクだけでなく、トラメガの罵詈雑言押収する者や体張って威圧する者まで出てきた。

ある日、休日にでマンション仕事をしていると自転車歩行者事故の様な音が響き渡り、外を確認すると旭日旗シャツ来た男性差別主義者狩りのロードバイク乗りの屈強の男性体当たりされていた。別の差別主義者狩りは往年の反社ヨロシクの服装新大久保をうろうろ巡回していた。

わざわざ差別主義者が演説するために修羅場に行かなければならない状況はメチャクチャ怖かっただろうなと思ったらしい。

そんな差別主義者狩りが流行して、3年もすると差別デモは壊滅状態となり、休日も静かになったらしい

2021-07-16

帰宅して」指示ルート守らず逮捕 容疑の女、改造オートバイ摘発後 熊本 | 熊本日日新聞社

https://kumanichi.com/articles/314348

小学校の通学路みたいなガキな事やらせているんじゃねーよwと思ったら

道路運送車両法違反使用経路制限指示違反)の疑いで、熊本玉名市アルバイトの女(20)を逮捕

阿蘇市西湯浦県道で、規格外マフラーなどオートバイ不正改造摘発された後、走行帰宅ルートに限る熊本運輸支局の指示に従わず、約4時間後に南小国町満願寺県道で同じオートバイ走行させた疑い。」

記事で使われている写真もセットで「あー…(乾いた笑い)」という「なるべくしてなった」という感想をもった。

2020-10-01

海賊版リーチサイト海賊版サイト運営者には利用者の2倍の罰を科すべし

海賊版使用者民事刑事訴訟対象になるからね」って、実質親告罪の上に処罰ハードルが高いか無意味じゃねーか!という話はどうでもよくて、そもそも提供者と利用者のどちらが罪が重いか提供者の方が重いということはサルでもわかる話だが、日本法律はそうでもない。

違法行為についてはその役割に応じて罰則を変えるべき。

同じ意味危険ドラッグ使用者提供者・製造者流通者の罰則が同じぐらいなのも気に入らない。いまではごく稀になったが不正改造車による迷惑運転運転者よりその提供者と車両の改造者とそれを流通させる側は若干使用である運転者より罰が重くないと無意味

2020-08-14

不景気風物詩

最近まで満員御礼状態グリーン車が今ではガラガラ普通車はこれでもかというくらいに混んでいる。

今売れている商品ゲームちょっと前まではアウトドアグッズだったのに。

景気のいい時は覇気がなかったのに、コロナ不況になってからネズミ捕りの警察官法曹界毎日元気な顔している。

そして毎日誹謗中傷いじめ云々のニュースがうるさい。

景気のいい時は銀行商品広告や不良モノゲーム広告を流している歓楽街広告モニターが今では弁護士事務所広告不正犯罪防止の啓発広告ばかりになった。

バイク屋さんの不正改造はやめましょうのポスターが今ではみんなあおり運転犯罪ですのポスターになっている。

2020-05-25

夏場の日本の各機関英断

フジテレビ27時間テレビ放送を中止

この番組を楽しみにしている人間は今どれだけいるんだろう

道路警察不正改造摘発キャンペーンの縮小

パフォーマンスするなら誠実にやれ。そうすれば6月だけヤンキーを許しませんのバカバカしいポスターを見なくて済む。つか、監視マイク監視カメラを道路上にたくさん設置していい加減に効率しろよ。

全国各地で鉄道オタク引退者続出

コロナ関連死が東京で200人ぐらい出ているからそれぐらい日本で減って構わん。

コロナウイルスの影響でゲーム特需

リア充爆発おめでとう

2019-08-01

AppleにEarPodsの無償修理を断られた件

保証間内からEarPodsの無償修理を頼んだら断られたって話。

依頼したのは使用歴6か月のEarPodsちゃん

外ではBeats Xがあるから、もっぱら室内で音ゲー用に使ってた。

読むのめんどくさいだろうから3行でまとめると

・通常使用でも被覆ゴムの破れは有償修理

・皮膜が破れている=過失や事故による損傷と判断されるから

ユーザ側の故意や過失によるものから無償修理はできない

ってこと

これ全部Apple公式見解らしいっすよ

(ご丁寧にチャットログまで送ってきてくれた)

あん劣化やすい材質使っててよく言えたもんだわ

いかんせんAppleの(というかiPhoneの)ケーブルゴムの材質がひどい。

最初デザイン恰好よくて満足感あるけど、使っていくうちにゴム紫外線

劣化して変色するわ、一部の表面が粉吹き状になるわ、ボロボロゴムの粉が落ちるわ…。

しまいにはやぶれたり、穴が開いたりしてまともに使えなくなる。

数年前にLightningケーブルでも同じようなことがあって、その時もUSBの付け根のゴム

裂けたから、連絡したら無償交換してくれたんだよね。

今回も同じかと思って連絡したら驚いたわ。

ちょっとツッコみたいところ

H(アップルアドバイザ)

はい、皮膜が破れている=過失や事故による損傷と判断され有償修理となります

…いやいや、おたくら自社製品ちゃんと使ってる?

このゴムすぐ劣化してY字あたりのつなぎ目はずれるやん?(今回もなんだが)

まあまあ、わからんでもないですよ。

ふいに力入れて引っ張っちゃった結果、破れるケースとかもあるだろうしさ。

でもさあ、Y字の片方だけがポロリしちゃってるんですけど、これは俺が普段から片方しか

使ってないってことなの?

iPhoneってモノラルラジオなの?

H(アップルアドバイザ)

下記のリンクの「1.8 故障の原因が事故不適切な取り扱い、液体の接触または侵入、不注意、

誤用 (Apple または Apple 正規サービスプロバイダ以外の手による不適切インストール、修理、

メンテナンスを含む)、不正改造過酷環境 (異常な高温または高湿度など)、過度の物理的または

電気的な圧力干渉電圧の変動やサージ、落雷静電気火災天災、その他の外的要因である場合

(以下「サービス対象外」といいます)。」に含まれます。 修理規約

で、だ。

Appleいわく「今回のケースは「その他の外的要因」であると考えられる」んだって

じゃあそれ教えてくれたらもういいよ、って言っても全然教えてくれないのね。

そこはハッキリさせとこうよ、こっちも聞きたがってるんだしさ。


いろいろ思うところもあるけど

・EarPodsにしろLightningケーブルしろゴムがクソすぎる

ユーザのこと考えるなら材質変更しろ

・クソ材質起因の破損をユーザーに責任転嫁すんな(←これマジでなんとかしろ

ってこと。

書き忘れてたけど、

工場に送ってきてもいいけど、高確率有償修理になるからね?

よく考えて送ってきてね?

って「とっても親切」なアドバイスもありましたね。

こんな対応されちゃ、かろうじて残ってたAppleへの忠誠心も消し飛びますわ…。

2017-12-06

ヘル日本の唄

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (絶望郷だ!)

ヘル に~っぽん

劣悪日本人問題おかしても

忖度加工でしか 報道しない

外国人のフリさせて 外国人のフリさせて

外国人の業に見せかける

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (罪人の街だ!)

ヘル に~っぽん

痛勤ラッシュも ノンポりキモヲタ

みんな日本人が 持ち込みました

からさまな真実バレバレ真実

百回言って ウソにするぞ

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (障害者の国だ!)

ヘル に~っぽん

搾取絶対さな搾取絶対さな

でも搾取ばかりの鉄道界隈には何も云わない

搾取絶対さな搾取絶対さな

でもブラック労働文化界隈はサブカル戦士


ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (素敵な紙くず!)

ヘル に~っぽん

性行不良を行い 不正改造を行い

日本高校生二輪車禁止 そしたら...

暴走行為が激減! 裏社会人口激減!

でも、今まで煽ってたのは誰でしょね?

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (真っ黒な!)

ヘル に~っぽん

いくら言ってもわからない お花畑あなたには

愛媛でこさえた 忖度をあげよう

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本

ヘル日本 ヘル日本 ヘル ヘル ヘル日本 (罪人の街だ!)

ヘル に~っぽん

ヘル に~っぽん

ヘル に~っぽん

ヘル (ヘル)に~っぽん

2017-10-17

https://anond.hatelabo.jp/20171017201105

今年に入って日本各地の道路不正改造車や迷惑運転摘発が相次いでいます。当り屋問題にもいえる話ですが、この種の社会環境事故事件の温床になっている面があります。というのも、車社会に生きる大人社会的弱者に陥ってるケースが大半で、ただでさえストレスの多い環境(オートバイに乗っている人間なので理解できる)にあるだけに、少しのことで重大な結果を起こす可能性が高いといえるからです。その上に、行政経済車社会ドライバーの低モラル助長させるような視点運営していると、車社会人口の多さやインフラなどの劣悪さでより大きなトラブルに発展しやすくもなります関東地方では不正改造による事故などが起きて死者も出ているのです。

当り屋騒動から見える日本の都会の大人社会

関東地方で死傷者を伴う当り屋事件が相次いでいます現在では危険運転往来妨害行為などの疑いがあると見られ、立件された場合には重罰まで視野に入る事案でしょう。また、一部のケースでは加害者車両自体不正改造の疑いが出ています。この相次ぐ事故には社会の色々な問題が横たわっているというほかありません。即ち、満員電車すら追い出された都会の大人がこの種の安定した交通手段を求めて車社会に流れ着く一方、道路運営する行政インフラ保全費をいわばケチ目的安全性の低い状態放置する傾向も出てきます希望の党などが推し進める反満員電車キャンペーンでこの種の交通手段を求める大人が増え続けている限りは、この種の問題が起きるリスクも高まります。そして、この種の交通手段を求める大人社会の片隅であえいでいて都会人の尊厳根本から失い、自暴自棄になってひき逃げなどの凶悪事件を起こすケースもよく見られます。この種の事件権力社会の裁きを通じたところで社会根本問題解決が図られないどころか、ますます弱者排除扇動悪用されて問題悪化させかねないという以外にありません。

2017-04-11

鉄道おじのオートバイからの異常な興奮について

http://anond.hatelabo.jp/20170528064815

オートバイ性的興奮のこじつけ」もダメな聖域ではないか。昔には鉄道フリークなんてなかった。それに比べれば「オートバイフェチ」はある。一見すると良いようになっている。しかし、鉄道おじが「オートバイガー」「自転車ガー」になるということは、とんでもない。カルトと一緒だ。

私が嫌悪しているネット民のひとりが鉄道おじのシンパのC君だが、Cが若い頃に描いたという漫画もやはりこんな感じで、オートバイガーと無縁なことに気づくことができる。

鉄道おじは基地周辺の飛行機の飛行音やかつての暴走族車両やその車の走行音を「造型ポルノ」「音響ポルノ」などと呼ぶ、サイコパス障害者予備軍であるしかし、実際には、あの迷惑的な物を美化する様子を見ると、彼らは同族嫌悪近親憎悪のように見える。どちらもなんとかフェチではないかと。それを卒業しろよと。卒業する前に高校を出て大学を出た挙句の果てに職に就いたのなら、もう手遅れだ。

「造型やサウンド」で快楽を覚えるように、鉄道おじは自転車オートバイの形や走行音で興奮を感じる。鉄道おじはサーキットを彼らのための娯楽施設と言っているが、鉄道おじは自転車オートバイ走行風景や造型などで性的まがいな興奮を感じているの事実である、逆にそれにまたがる人自体には性的興奮を感じない。

鉄道おじは2003年普通二輪免許取得と同時に行った250ccのオートバイの乗車は「オートバイで興奮を覚えた」一番最初の機会である。で、同じく好きなクラシック音楽感覚ヘッドホン走行サウンドを聞きながらストレス発散をしていると思われる。つまり鉄道おじのアレなのである。そのようなオートバイフェチ常識を外れた性的嗜好を、鉄道おじのオートバイ自転車の造型で性的興奮していくことが、のちにあのように発展していくのだ。

私がこのような違和感を感じた最大の要因は、ロードバイクオートバイの大群に興奮を覚えた鉄道おじを批判した人が、逆ギレした鉄道おじによって糾弾されたことにある。楽しさをわからない子供だと。しかし、その後に不正改造車のネタ消費を記事にした鉄道おじは、なぜか「竹箒に跨って飛び跳ねて遊ぶ女性」を批判していた。

もしオートバイ自転車の造型や騒音性的興奮を覚えるのは良いというのが「竹箒を使った魔女魔法使い魔法少女の真似は下品」なら、鉄道おじの主張は明らかなダブルスタンダードになるが、実際はそんな問題ではないし、何より成り上がりである鉄道おじが下品趣味を捨てていないのだから鉄道おじこそ「下品である

鉄道おじは魔法少女もの漫画を持っていないし、1990年代から今日に至るまでアニメオタク活動をしているとあるが、魔法ものアニメについて触れたこともない。その際、一度もを調べずに自分無知や低知識をもとに娯楽論もどきのまとめを投稿したわけだが、オートバイからの興奮のリミッターが鉄道おじの人間性ダメにしていないか

これが鉄道おじである。もちろん当然、鉄道おじの自宅部屋に行けば、本棚には古今東西の不良漫画オートバイ漫画が、PCやその周辺にはオートバイ自転車に関する画像を集めたディレクトリゲームソフト機械があるから、その時点で問題である。本当にオートバイから性的興奮は脳内から追放したほうがいい。そして、鉄道おじの異常な性的嗜好をどうにかしたほうがいい。

2017-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20170519185418

そういえば2011年ぐらいにバイク不正改造だかで近所の男女が検挙されたが、あれも1995年まれだったか

グレる1995年まれ。ああ恐ろしい。

1982年まれのキレる世代はわかりやすいが、1995年まれのグレる世代はわかり辛いから余計怖い。

2015-12-15

パチンコはとっくに滅んでいる

この内容が増田を読む人間たちに響かないことはわかっている。

しかし、内容的に増田しか書くことができないのだということをわかってほしい。

立場を明かして書くこともできなければ、書いたところで誰かが得をするものでもない。

ただ歴史の1ページとして残したい。それだけなのだ

とうとう死体蹴りプロ山本一郎氏にまで言及されたパチンコ業界

遡れば、この業界はもうとっくに滅んでいたはずなのだ

それを認めんとしないがために起こってしまったのが今回の不正問題といっても過言ではない。

まりもう、そうでもしなければこの業界は成り立つことができない状態にまで陥っているのだ。

滅びの始まりミリオンゴッドが社会問題として取り沙汰された頃だ。

ミリオンゴッド自体が巻き起こした社会問題もさることながら、過度なギャンブル性を抑えるために適正な検査が行われているという前提に疑いの目が向けられてしま最初の大きな事件だっといえよう。

それ以前から業界の中では検査体制がザルだということは周知の事実だった。

そこを最低限の損失で切り抜けることができたのは、あの時まだ多くの既得権者によって業界が守られていたからだ。

それから時間をかけて少しずつ是正が行われたものの、その当時、ミリオンゴッドを始めとした一部の機種を回収したのみで他の問題へと言及が進まなかったのは、様々な方向から配慮があったからにほかならない。

それはパチンコ業界を守るための配慮ではない。

パチンコ業界が存続することによって守られる既得権のための配慮だ。

しかし程なくして日本政権交代タイミングを迎えた。

多少乱暴な物言いにはなるが、それは即ち既得権崩壊でもあった。

単純に、パワーバランスが崩れたことによりパチンコ業界を守ることによって得られるものより失うものが上回ってしまう状況に変わってしまったということである

この時、事実上パチンコ業界を各方面から圧力から守っていた後光は失われたのだ。

そこに止めを刺しにかかっているのが、新勢力であるカジノ部隊だ。

単純に言えば、彼らは新しい利権をつくり上げるために過去既得権崩壊させようとしているのだ。

カジノ法案を通せば自分たち利権確立できる。

しかし、そのためには事実上既存ギャンブルと言えるパチンコによる依存症問題などの社会問題を解決する必要がある。

既得権を奪うよりも新たな利権を作りあげることで既得権崩壊させる。

まりはこれを盾に業界縮小を迫るということは一石二鳥戦略といえるわけなのだ

しかし結局はどちらに転ぼうとも消費者無視した利権争いでしかない。

消費者を守るためなどと言いながらも、消費者民間企業とその労働者達がどうなろうとも彼らには関係のないことなのだ。

この動きをいち早く察知した業界の一部メーカーホール企業は、もうすでにカジノ運営マシンの開発に乗り出している。

そのことも、業界未来が明るくないことを示唆するに十分な証拠と言えよう。

パチンコ業界を滅びに導く要素はこれだけではない。

そうした利権争いに挟まれている間に、パチンコ業界は大きな見込み違いをすることになる。

それがスマートフォンの普及からなるソーシャルゲーム業界の台頭だ。

パチンコの魅力=「刺激による中毒性」と考えていたパチンコ業界は、ソーシャルゲームから得られる自己承認欲求という中毒性を軽視しすぎていた。

父親世代パチンコ騒音煙草の煙にまみれながら散財していく姿を見ていた若者たちはその存在を忌み嫌い、しかし抗えない中毒性を求めソーシャルゲームへとはまっていった。

そこにパチンコ既存客の奪い合いが激化したことによる高単価が進んでいくことで、若者たちの獲得はより困難になっていったのだ。

パチンコの来店動機で常に最上位にある動機を知っているだろうか。

それは「立地」だ。単純に家から近い店を選んでいるにすぎないのだ。

当然それだけではない。設備や快適さ、信用度などが加わって最終的に利用する店が決まる。

しかし、アンケートをとってみれば常に最上位にあるのは単純に「通いやすい」という理由だけなのだ

このことはパチンコ経営する人間であれば、企業努力の全てを無駄と思わせかねない認めざるをえない周知の事実だ。

いわばパチンコとはそれだけ気軽で身近なレジャーと言える存在なのだ

それなのに皆が総じて見落としたのだ。もっと気軽で、もっと身近なレジャーと言える存在を。

インターネットさえつながることができればどこにいてもいつにおいても刺激と自己承認欲求を満たすことのできる存在を。

いや、言い換えればはじめから打つ手がなかったのかもしれない。

パチンコ自己承認欲求が満たされることに対して違和感をお持ちだろうか。

ならば問うが、パチンコで最も得たいもの果たして大金といいきって良いのだろうか。

当然、参加者全員が儲かってしまえば業界のもの存在できない。

一部プロと言える人間をのぞいて、大半は単なる1ファンが支えているのがこの業界だ。

まり、負け続けても通い続けるファンによって支えられているのだ。

単純にお金を失いたくないのなら、貯金箱に入れて定期的に引き出せば良い。それで満足できる金額を得られるはずだ。

しかし彼らはそうはしない。

なぜなら、そこに自らの運の強さという自己顕示欲を求めるからだ。

まり10万というの金額を得たいのではなく、10万というの金額を得ることのできる自らの運の強さを実感したいと言えるのだ。

普段生活をしていて、半日程度の労働10万円という対価を得られることがあるだろうか。

当然、普通はない。

一部の特別人間だけに許されることだいっていいだろう。

しかし、ギャンブルはそれをもたらしてくれるのだ。

それはただその金額を拾ったのとはわけが違う。

ギャンブルに参加するという行動が伴うことによって、それだけの価値を得ることができるという自らの能力としての実感を引き連れてくるのだ。

このことと、ゲームを圧倒的に優位にしてくれる1/1000のレアを引き当てた瞬間の運の強さを実感することとどこに違いがあるというのか。

これこそがパチンコ業界の多くの経営者が見落としている、ファンが求める自己承認欲求の部分である

当然誰もがそのことに気づかなかったわけではない。

一部のメーカーがそうした要素を取り込もうと努力をしたのも事実である

しかし、残念なことにすぐに規制によって廃止せざるを得なくなってしまった。

その道を進むことができなかったことは、つまり業界がすでに後光を失ってしまったことを再確認したにすぎないことだったのだ。

大半の業界人が予想している通り、今回の不正改造問題についてこの業界が少ないダメージで切り抜ける方法はもう残されていない。

今の今まで、とっくに失われていたはずのギャンブル性だけで業界はこの規模を維持し続けてきたのだ。

しかし、それを失った今、残された道は縮小だ。

射幸性を失ったことにより去っていくファンをつなぎとめることはもうできない。

そうして業界全体がこれから払うべきツケは新規客の獲得を疎かにし続けたことだ。

ポケットの中にいつでも気軽に得られる自己承認欲求を持った人間の足を、騒音と煙であふれる実店舗に向かわせるという余りにも困難な命題を抱えているのだ。

このことを詭弁というのは構わない。

しかし、業界が緩やかに縮小していくであろうと言う予測も、最早欺瞞だ。

経営者はそのことを少しでも早く認め、今の人材たちに未来を準備する責任がある。

これこそが今回最も言いたいことの一つでもある。

なぜなら、これは何もこの業界に限った問題では無くなっていくからだ。

パチンコという業界は余りにも知識や技術特殊すぎる。

そんな業界から、何万という人材流出するのだ。

ある程度の年齢、ある程度の家族を持つ、他の業界では流用の効かない知識・技術をもった人間が世の中に溢れ出るのだ。

フリーターになるには安価外国人労働者の壁がそびえている。

その再就職が容易では無いことは想像に難くないだろう。

これは、労働に携わった人間だけに責任を求めるべき問題ではない。

例えばソーシャルゲーム業界が突如規制によって崩壊したらどうなるか。それとなんら変わらない問題なのだ

このツケだけは、業界だけでは払いきれないということだけは皆に理解していて欲しい。

一人の日本国民として切に祈っている。

 
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