はてなキーワード: 日本鯨類研究所とは
横ですが。
基本的な話はwikipediaで「国際捕鯨委員会」「ミンククジラ」あたりをひいて頂けばよろしいかと。
実際の所、捕鯨に関するIWCでの議論では「(幾つかの種については)○○頭までの捕獲であれば、持続資源として問題ない」という点(○○頭の主張には開きがありますが)では既に一致しています。IWCは「捕鯨委員会」なので、建前上は「鯨を持続的資源として活用するため」に捕鯨規制をやっています。ですから建前に従えば「100頭だ!」「いや50頭だ!」の争いなら捕鯨国が「50頭でいいです」にすれば収まるはずなのですが、ミンククジラなどはIWC自身の算出式が「○○頭までなら100年余裕!」とかの数字が出てしまっているので、反捕鯨国としては「100頭の根拠のこの部分の数字がはっきりしないぞ!」とかのデータの不確定部分をついて「確実な数字が出るまで商業捕鯨再開は認められない」というロジックを使っています。一応「○○頭」を算出する根拠の科学的正確性を巡って争っていることになりますが、実質は反捕鯨国の引き延ばし工作です。