以前、オイコノミアという番組で、自称経済学者が「ほら、人口とGDPってこんなに違う。だから人口とGDPは無関係」とか言ってた
これを比較するには、Nを人口、YをGDPとしたときに、回帰式でα×N=Yという係数を用いる必要がある。
この係数αの次元は、GDPの次元$/Tに合わさる必要があるので、
D(α)×人=$/T
D(α) = $/(T×人)
となる。
第二に、係数の効果によって人口がGDPに波及するのだから、次元を揃えれば当然、人口はGDPに強く関係する。
D(α)という次元が表すものは、一人あたりが時間あたりに生み出す経済利益なので、人口が増えれば確実にGDPは増加すると言っていい。
第三に、GDPで国家経済を比較するよりも、一人あたりのGDPで比較したほうが建設的であるということ。