クマムシ、なんでそんなに強いんや…と思って色々調べてたんだけど
https://wired.jp/2020/01/19/water-bears-climate-change
少なくとも1,300種のクマムシが地球の水を泳ぎ、湿った土壌をはい回っている。コペンハーゲン大学の生物学者であるリカルド・カルドソ・ネヴェスらは、デンマークの排水路からクマムシを採取し、研究室へと運んだ。ひとつのグループは通常の活動状態を保たせ、もうひとつのグループは乾燥させて乾眠状態に入らせた。その後、温度を上げた。
乾眠状態に入ったクマムシの場合、82.7℃という高温まで温度を上げて1時間経っても、およそ半数が生き残った。それもそのはず、クマムシは乾眠状態のときに最強なのだ。
ところが高温に24時間さらし続けると、63.1℃で50パーセントの死亡率に達する。活動状態にあるクマムシは、乾眠状態にあるクマムシよりはるかに低い37.1℃が24時間続くと、半数が死んだ。これは、これまでにデンマークで記録された最高気温よりも1℃ちょっと高いだけだ。