2024-11-06

anond:20241106052913

部首は「烈火(れっか)」と言われる、漢字の下の部分にある四つの点です。これは「炎」が簡略化されてこの形になったものです。

点 烈 焦 照

なども同じ仲間です。でも、なぜ「熊」に「火」が関係するのでしょう?

いろいろな説があるようですが、『漢和大辞典』(学研)によれば、火の精と考えられていたことに由来するようです。クマの油はとてもよく燃えるので…、ということも関係するようです。

クマは古来から食用とされてきました。主に北海道から中部エリアまでですが、冬に収入源が激減する東北エリアの人たちにとっては、クマ捕獲するのは生命線とも言えました。特に「熊の胆」などは万能薬ということで高値取引されました。

クマの肉の脂肪分は融点が低く、旨味も強いそうです。そういった特徴が「燃えやすい」というところにつながるのかもしれません。

漢字の中に人の歴史垣間見ますね。

記事への反応 -
  • なんで能に、、、、で熊なんだろう

    • 灬 部首は「烈火(れっか)」と言われる、漢字の下の部分にある四つの点です。これは「炎」が簡略化されてこの形になったものです。 点 烈 焦 照 なども同じ仲間です。でも、...

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