2024-10-15

なか卯かつおたたき丼を食う

 江戸時代では一番高級な魚といえばカツオだった。特に初鰹はめでたいものとして豪商が競り落としたりと今で言うマグロと同じポジションだった。1尾で大まかに家賃10倍くらいかかったなんて記録もある。詳しいところは新潮文庫杉浦日向子さんの「一日江戸人」あたりを読んでくれ。俺は専門じゃない。

 とにかくそのあたりを踏まえてなか卯かつおたたき丼を食う。サイズはもちろん特盛だ。厚さ7ミリくらいに分厚く切られたカツオが大量に入っている。食っても食っても無くならない上にマグロと違って飽きが来ない。生姜たっぷりかけて食うと生臭さも無い。ガツガツ食って、ちょっとお腹いっぱいかなぁとなってきたあたりで「あぁ俺は江戸時代金持ちができない豪華な食事をしている。」と感動が後追いで来る。

 今のうちだけの特権だ。皆も是非真似すると良い。

  • ぶっちゃけマグロってそんなには美味くないよな。俺もカツオの方が好きだよ

    • カツオを褒めるのにわざわざマグロを落とすからお前嫌われるんだよ、気づけよ。

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