■『無害な陰謀論』から抜け出すことについて

陰謀論を信じる人に何を見せても修正できないって話

たとえばネットの押し引きで、フェミニズムが劣勢って考えは、実は、陰謀論みたいなものだよ

この辺の界隈にいると、フェミニズムはマイノリティでエコーチェンバーに篭ってるように見えるけど

広いネットを見渡すと、こここそがエコーチェンバーなんだよ・・・

そんな風に耳打ちしたとして

あり得ないって思うよね

フェミニズムは負けてるに違いないと信じても、生活には実害がない

人生が普通に続いていくだけ

こういう『無害な陰謀論』って、やっかい

無害ゆえに、抜け出そうとするインセンティブが働かないから

誤った価値観を抱えたまま生きてくしかない

「ここって実はエコーチェンバー？」

こんな風に、自分のいる場所がエコーチェンバーだと疑うのは、不可能

沼にハマってる人は、沼にハマってる事に気付けないから

「いや、エコーチェンバーなんて、あり得ない」

否定することで確信が強まるのは、普通の陰謀論と同じ

「私は陰謀論とは縁がないよ」

誰だって、そう思ってる

「私も陰謀論を信じるかもしれない」

そう言って、自分を安心させてる

誰も本気で、見えない沼から抜け出そうとはしない

『無害な陰謀論』って他にも結構あると思う

Permalink | 記事への反応(4) | 05:25

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