自動車メーカーの不正試験の件で、メーカー側はより条件が厳しい試験をしてて国交省側が融通が利かないみたいなアホみたいな自動車評論家(笑)の記事あったけど、メーカー側が別基準を明示できない時点でアウトでしょ。
いわばメーカー側は、国交省が定める基準より良い基準を使ってるという主張なわけだが、そこを明確にできない時点で、ルールを守る気ない大ホラ吹きである。
仮に、厳しい基準を使ってるのが本当だと仮定して、国交省が定める基準ラインをクリアした車種の集合をAとする。厳しい基準が本当なら、そこでクリアされたものは部分集合A'に必ず含まれる。これは数値基準を厳しくても、検査項目を増やす場合でも同様である。このA’はAに含まれるので何も問題はない。
だが、実際には国交省がブチギレている。つまり、Aに含まれるようなA'にはなっていないというだけで、厳しい基準にしていたというのが大嘘なのである。