オッペンハイマーは人格的にやや分裂気味だったという見方もある
学生時代、留学先のドイツで心を病み、それを克服するために粋で軽やかな「オッピー」という人格を演出した
一方で理論物理学の博士号を取得しながら、ギリシャ語・ラテン語・フランス語・ドイツ語・オランダ語・サンスクリット語を話すことができる語学への深い理解があった
原爆の開発を進めながら、「気の毒だ、気の毒だ」と原爆がもたらす被害に心を痛めて独り言をつぶやいた
同時にアメリカ軍部に原爆を使って効率的に被害を出すための助言を行った
原爆投下後には核拡散への反対運動を行った
世界の破壊者であり擁護者になった
映画はその二面性を強調することなく同居させて描いているのうにも見える
Permalink | 記事への反応(1) | 09:37
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社会的なペルソナの域を出てないように思える