2024-04-21

一人暮らし始めた時、ペペロンチーノ作りに目覚めた。

ネットで調べて乳化だの茹で汁の塩だのと色々試してたけど、何をどうやっても決定的な何かが足りない気がした。トマトジュース入れてアラビアータに持って行ったりもしたけど、それはなんか逃げな気がした。

いまいち使い道の分かってなかった味の素をふと振ってみたら、欠けていた最後ピースがバチッとハマったような感じがした。あの瞬間はマジで感動した。

同時に、元来のペペロンチーノというのは旨味ジャンキー民族には物足りない料理であって、オリーブオイル鷹の爪ニンニクと塩だけで立体感のある旨味を出すのは無理があるのだという結論に至った。

この間テレビで塩と油の組み合わせは旨味に近い刺激を得られるって言ってた気がするけど、やっぱ別物だと思う。

他にもチャーシュー作りとかに一瞬ハマったりしてすぐ飽きたけど、ペペロンチーノだけは未だに作る。フライパン傾けてニンニクを焦がす時間が大好きだ。小麦オリーブオイルニンニク鷹の爪でここまでジャンキーな味に出来るのは凄い。植物可能性を感じる。

ヴィーガンになったらマジで一生ペペロンチーノ食ってると思う。でもパスタは卵入ってるからダメなのかな。

グルメ漫画を真に受けてんのか知らんけど、ネット味の素がどうので騒いでる人らは全員料理エアプだと思ってる。

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