エンタメの恐怖はニセモノなのか『恐怖の正体』(春日武彦著、中公新書): わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
https://l.pg1x.com/TMy6omy8NbRZkBFY8
多分本の文中に一度も「想像力」って言葉が使われなかったんだろうなぁ、と思った。
何故かって。このブログ文中に一度も「想像力」って言葉が出てこなかったから。
「恐怖」は「想像力」っていう当たり前は排除して「恐怖の正体」ってのを突き詰めようとしているのだろうか。
ラヴクラフトの言葉も、この先生にかかれば否定されそうではある――「人間の感情の中で、何よりも古く、何よりも強烈なのは恐怖である」。
「娯楽における恐怖を味わう人は、安全地帯におり、苦痛を受けない。だからそこで味わうものは、抜け殻の、フェイクの恐怖だ」