圧倒的な醜さ、頭の悪さ、一途さ、誇り高さ、純粋さで、一度セックスした源氏を夫と信じて待ち続け、困窮の極みで愛人の家に行く途中の源氏に発見され、一生面倒を見てもらえた末摘花。
さほど美しくないが家庭的で慎ましい性格で、早々に女として愛されるのを捨てて源氏を癒やして信頼を得て、源氏の子供達の育ての親として安定の人生をゲットした花散里。
等々美しくない女の中には源氏のおかげで幸せになった女も少しはいる。
バリバリ仕事ができて帝の信任も厚く、教養も身分もあり老いても美声で、登場時点で58歳とかなりの老女なのに若作りで自分の好きな華やかな装いで居続け、男好きで当代一の若いイケメンに色目を使ってセックスをして、若い頃は美女で、婆になっても自分に惚れてる爺に執着されている。
紫式部が嫌いな義理の姉モデルに作ったと言われているが、長く太く一生幸せに好きに生きられたのは凄いし、今の時代に再評価されるべきキャラでは。