無能有能の話をすると「やる気のある無能は害」だのとドヤ顔で言う自称インテリがいる。
しかし比較優位から言えば、無能がいるから社会が回っている側面がある。
つまり、人々が「やりたくない」と思っている仕事を能力が低い人がやることによって、社会が回っているということだ。
トラックドライバーが良い例だろう。頭脳労働では「無能」と言われるトラックドライバーはエッセンシャルワーカーであり、自称インテリが崇高な気分でやっている頭脳労働よりも役立っている。
このようにして、社会には適切な役割分担があり、「無能は害悪」だのと、無知なことを言い出す自称インテリこそが本当の害悪であることを自覚すべきだ。