専門書を読んでも読書
「学ぶための読書」と「楽しむための読書」を区別して表現できる便利な言葉があればいいのに
「不朽の名作であるこの小説を読むと教養が身につく」という発言に対して「何か役に立つ事を期待して小説を読むのは不純」「読書というのは面白いからするものだ」のような反応を見かけることがある
どちらの意見も一理ある
前者の発言に「読書」という単語が含まれてはいないけれど、趣旨としては学び目的の読書だよなあ(そういう意味では「読む」という言葉も意味が広すぎて不便だ)
このふたつを明確に言い分けることが出来れば不毛な言い争いが少しは減らないものか
いや、言い分けられたとしても不毛な争いは減らない気もするが
少なくとも何かのブログ記事のタイトルで「今読みたい本100選!」みたいな記事があったとして、それが学び重視の記事なのか楽しみ重視の記事なのかタイトル時点で判断できるようになって私が嬉しい