90年代の名作漫画『僕らはみんな生きている』を久しぶりに読んでるんだが、
スピリッツで連載が始まった当時、一色伸幸と山本直樹は同い年で32歳ぐらいだった。
そんな若いコンビが、艶めかしいエロスと知的なユーモアに満ちた社会派でスケールの大きな漫画を作ったのだ。
一方で今の日本は、40を過ぎた大人たちが少年少女を使った幼稚な作品ばかり作っている。
精神は幼稚だが性欲は人一倍で、制服少女という世の中で一番エロいものに動物的に飛びついているわけだ。
そのくせ作品の関係者が、作品を踏まえて人や社会を得意気に語ったりする。恥知らずにもほどがある。
出、出た! 過去数十年に渡って蓄積されたライブラリから抜き出してきた名作と、 最近の嫌いな作品を比較して後者を貶める半可通だ! 長らく見ていない絶滅危惧種やで。拝んどけ拝...