2023-04-09

朝焼け夕焼け

SOMPO美術館ブルターニュ光と風という展覧会に、鯖漁と題された絵が出ていた。中央に漁をする5人乗り程度の小舟。遥かに見える水平線は朱に染まり太陽が見える。それを解説では夕日だと断定していたのだけど、なぜそう言えるのか? むしろ漁は未明から行って昼には終えるもんなんじゃないのと思わないでもない。

こういうふうに、絵を見てると朝焼け夕焼けか迷うことがある。方角とか題材とかで特定できることもあるけど、分からないことも多い。なにかい判別法はないだろうか。

ちなみに、この展覧会カンペール美術館所蔵のブルターニュ地方を題材とした19世紀から20世紀を中心とした絵画の展示で、思いのほか見ごたえがあった。おすすめはセリュジエの数点。フライヤーなどで使われてる難破した2人の印象的な絵は、意外に半裸の方も男だという。父と息子の最後キスなんだと。同階にあった聖母子は顔はめパネルみたいな感じてなかなかおもしろいので、一見価値あり。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん