田舎の小さな町で、未就学児から高校までずっと私を除け者にしていた女がいた。
いじめというほどではなく、クラスのグループ作りであえて私だけ入れなかったり、登下校ぼっちにさせたり、陰口を叩いたり。
それから10年以上経ち、私は東京で働き、彼女は地元に戻って結婚して子育てをしている。
帰省した際に聞いたが、彼女の旦那は子育てに全く協力せず日がなギャンブルにあけくれて、本人はストレスのせいで面影がないぐらい肥えて老け込んだとのこと。お節介な近所のおばさん曰く「不幸、かわいそう」とのことだった。
長年彼女が不幸になることを祈り続けていたのに、いざ不幸になったところで爽快感がわかなかった。
もっと「ざまあww」となるかと思ったのに。
当時のことは今でも思い出すと胸糞悪いのに、今の彼女のことは「どうでもいい」
直接会って、醜い彼女の姿を見たらざまあとでも思えるのだろうか。
なんだかすごく拍子抜けだった。
自分の拳を叩き込むのが一番スカッとする 自分とは関係ないルートで不幸になられてもなんも思わんよね