2023-01-13

[]日本インフレ圧力なお弱い、金融緩和維持を=IMF専務理事

ワシントン 12日 ロイター] - 国際通貨基金IMF)のゲオルギエワ専務理事は12日、日銀が12月に長期金利目標の上限引き上げを決めたことについて、金融政策スタンスの適切な見直しを行っているとの認識を示した上で、日本インフレ圧力は弱いため、緩和政策を維持する必要があると指摘した。

日本インフレ率は日銀の2%の目標に非常に近い水準にあり、長短金利操作イールドカーブコントロール)による緩和政策修正インフレ高進が引き金になったわけではないと述べた。

日銀金融緩和政策を推進したのは正しい判断だった。賃上げによるインフレ圧力に劇的な変化は起きていない。つまりインフレのけん引役にはなっていない」とした。

日銀が「状況に即したオープン姿勢を取ることは正しい行動だが、インフレあるいはインフレ要因が急上昇しているという状況ではない」と強調した。

https://jp.reuters.com/article/imf-japan-boj-idJPKBN2TS00L

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