どうしても許せなかった。彼氏はヒモ気質でデート代のほとんどを私に出させてデートプランは全部私任せという虚無キャだったけどそこまでは許せた。でもお前は障害者だから仕事や将来の夢から逃げていい、俺は頑張れって言わない、その方が嬉しいでしょ?そう言われたのがどうしても許せなかった。別れてくださいと言った。わかったと返された。あっけなかった。多分、彼は私のことをなんとも思っていなかったんだと思う。私はあえて嫌いになった理由を言わなかった。次の彼女にも振られろ。
でも大人になって夢を追いかけるのは恥ずかしいって自覚してる。自覚してるから辛かった。だって才能ないの知ってる。それでも諦めきれない。やれることはやってる。それは彼も知ってたはずなのになんであんなこと言ってきたんだろう。
愛されたいのに愛されたことがないから、ときめく恋愛が書けない。誰にも愛されずに人生が終わっていくことが怖い。誰かに愛されたら夢を諦められるかと思ったけど、愛されないから夢を取る。でも、そしたら夢が叶わなかった時私はどうなるんだろう。それがとても怖い。