一方その頃、勇者パーティは弱者ギルドにて揉めていた。
「障がい者年金が入金されていないだと!?」
そう
弱者男性のオレを追い出した勇者パーティは
以前のように国からの支援を受けられなくなってしまったのだ。
「もしかして…増田が横領したんじゃないの?」
「そんな!あいつはそんなやつじゃ…」
賢者の弁に勇者が必死に抗議する。だが
「そうかしら、あの去り際の後ろ姿。今にも性犯罪を犯そうとするように見えたわ。」
「性犯罪のほとんどは男性が犯人だと言う統計もあるしな」
「そ…そんな…増田が…」
勇者がショックを受けつつも事実を受け止める
この心の強さこそが勇者の証明なんだろう
「だとしたら、僕たちは増田の持ってる既得権益を取り返さないとならない」
そうして勇者たちは増田の討伐をギルドに申請したのであった。
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