2022-07-21

1975年昭和50年)に死去した佐藤栄作は、戦後において存命中大勲位を受勲した三人(吉田佐藤中曽根康弘)のうちの一人で、その葬儀は「自民党国民有志による国民葬」として行われ、経費の一部を国庫から支出する旨閣議決定が行われた。

1980年昭和55年)に現職首相のまま急死した大平正芳は「内閣自由民主党合同葬」で行われた。1980年大平以降は、首相経験者の葬儀が行われる際に内閣が関与する葬儀が慣例化していった。

ただし、元首相が最後所属していた政党野党であり政権に参画していない場合葬儀内閣が関与していない。

まりあくまで「自民党が執り行う葬儀」に、その時々の「自民党内閣」が国家予算を融通しているだけだ、ということは明らかだよな。

たとえば、旧・民主党政権総理経験者がいま亡くなったところで、岸田内閣はその葬儀に金を出そうとは思わないだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん