元々、お酒は得意ではなく、誘われたら1、2杯飲む程度だった。
貧乏学生らしく、友達と遊ぶは長時間のカラオケや、お互いの家でゲームなどという、中学からさほど変わらないものだった。
それが心地よく感じていたのだが、仲間内は皆成人し、遊びではかなりの確率で『飲み』が入るようになった。
家で飲み、カラオケで飲み、食事に行っても当然飲み。
初めは、特に違和感も感じることなく楽しんでいた。
しかし、回数を重ねるにつれ、飲む量が増え、飲み方も変わる。
笑いが絶えずバカを言っていただけのグループが、酒の席の一言から口論になったり、無理をして体調を崩したりすることが多くなった。
もちろんその後は、お酒はほどほどにという話の流れなるものの、それも束の間。
彼らは、普段の生活費を削ってまでお酒を飲もうとする。
最近、そんな彼らをどうも敬遠しがちになった。
少なくとも、ここ2年の交友関係は彼らぐらいだったのに、今さら新しい友達できるか不安だな。
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