子供と言っても声からして高校生か、いっても中学生だろうか。ずっと友人たちとぎゃあぎゃあ笑い転げており騒々しかった。春になったこともあって窓を開けており、いつにも増して騒音を撒き散らしている。
ある時はAM2時を回っても同じ調子で騒いでいた。いい歳の大人というか親がいるはずだが、誰も注意しない。
あのうるささを気づいていないのか気づいているが無視しているのかは知らないが、”民度”というワードが頭をチラつく。いわゆるDQNというやつだ。
民度も何もその実ヤンキーの家系で、暴走族がやってくることもあった。暴走族の友人がいるというよりその族本人がいるようだった。今では年のせいか大人しくなったようだが、連日バイクの音がうるさい時期もあった。傍迷惑な輩家族である。
お笑いを見てもそこまで大笑いはしないだろうというほどの大声で笑っている。何がそんなに面白いのだろう。
匿名だから言える正直な気持ちは、あの一家全員罹患してしまえばいいのに、だ。この私の気持ちを伝えても、今までと同じように笑っていられるだろうか。