2022-01-28

anond:20220128185719

それは何かの原理から定まるものではない。「有意水準を0.05と設定したならばこういう結論が言える」までしか統計学に言えることはない。

このことは別にネイマンピアソン流の統計学に限らずデータだけから何かを言う統計的方法ではすべて同じで、何らかの恣意的仮定をおいた時に結論はこうです、という論理構造しかなり得ない。

そういうところをちゃん理解したいなら統計学ファウンデーション勉強するとよいだろう。これ一冊読めばOKみたいなのは思いつかないけど、竹村現代数理統計学とかなら一通り書いてあるんじゃなかろうか。あんま読んでないかわからんけど。

ググったら統計学極右の書いた本が落ちてたわ。https://www.gwern.net/docs/statistics/decision/1972-savage-foundationsofstatistics.pdf パッと見かなり面白そうだなと思うけど、読むのは全くオススメしない。

記事への反応 -
  • ビジネス書とかコンサルが書いた本のワードで頭をいっぱいにする前に、まともな統計学の本を1冊でいいから読んだ方がよさそう。 有名な東大出版会のやつとか。https://www.amazon.co.jp/dp/41...

    • 統計学結構勉強したつもりなんだが、どの本にもどうして有意水準が0.05に定まるのか書いてないんだよ いい本があれば知りたいワン🐶

      • それは何かの原理から定まるものではない。「有意水準を0.05と設定したならばこういう結論が言える」までしか統計学に言えることはない。 このことは別にネイマンピアソン流の統計学...

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