休みの日に子供を連れて、いつもは行かない公園に遊びに行った。
しばらく遊んでいると、小学校低学年くらいの兄弟と母親らしき女性がきゃあきゃあ言っているのに気付いた。
ふと見ると、兄弟が花壇を掘り返して土団子を作り、母親に投げつけている。
それも何回も。
母親は「もう〜やめてよ〜」と言って嫌がってはいるようだが、小学生男児たちは構わず投げつけ続ける。
最初は胴の辺りに当たっていたが、最終的には顔めがけて思いっきり投げつけていた。軌道が上になるにつれ飛距離も伸びて、地面に叩きつけられた土が広範囲に飛び散る。
母親は「やめてよ〜」「服の中に土入っちゃったよ〜」とやんわり注意(?)しているが、兄弟は「なんで避けるの?」などとサイコパスみたいなことを言っているので、ヒッと思い避難した。
あれで怒らないでいるのはかなり凄い。
一度や二度やってみたくてやっちまったものは、子供のやることだししょうがないけど、明らかに相手を下に見て何回もやっているので、恐怖を感じた。
自分は、何時如何なる状況でも土団子を投げつけていいシチュエーションは無いと考えるので、ノータイムで怒ると思う。しかし、怒らない育児というのも魅力的で理想的である。
顔に土をぶつけられた時、どうするのが正解なのか、めちゃくちゃモヤって帰ってきた。
怒ると諭すは違うでしょ 軽く育児放棄でんな