学際性の高い学科に進んで、その浅さに絶望して、勉強も進まなかった。
自分が興味を持てる専門分野を見つけて、努力したが、それまでの積み重ねのなさから、成果を上げることができなかった。
今はそれほど専門性が高くない仕事をしているが、不安でしょうがない。
当時は、専門を突き進むと周りがみえなくなるのではないかと思って、多様な基礎を身につけるようと進学したんだが、カリキュラムがあまりにも虚無だった。到底、基礎が身につくはずのない内容だった。
個人のスキルの多様性は、一つの分野を極めて、それを基礎として他の分野に広げることで得られるものだろう。そうせずにやろうとして失敗してしまった。
別の選択肢で考えていた専門分野にも隣接していたのでそちらに進むことも考えていたが、やっていることのレベルに差がありすぎた。
専門性とか多様性とかではなく、自分を肯定できるようなところに行ければいいんだよな。 それが簡単にできるなら、苦労しないけれども。