2021-11-14

Bon Joviの声は出ていないが、最高にロック

Bon JoviボーカルであるJon Bon Joviは、ずいぶん前から声が出なくなっている。

加齢や喉の酷使ギタリストであるリッチー・サンボラの脱退のショックなど、色々理由はあるのだろう。

超高音曲であるLivin' On A Prayerのサビを観客に歌わせることは以前からあったが、その他の歌も高音が出ていなかったり、アレンジで高音を避けることが増えた。新曲も高音が控えめの曲がほとんどだ。

それは個人的には残念なことであった。しかし、ここで言いたいのはその逆の話だ。

私の好きなBon Joviの歌に「Always」という曲がある。

この曲も高く、若い頃のJon Bon Joviなら楽に歌えていたのだが、今は本当に苦しそうに歌っている。

ただ、キーは下げていない。

気持ち全集中して、高音を出しているのである

その姿、その声が、実にいい。

私は昔のAlwaysより、今のBon Joviが歌うAlwaysの方が好きだ。

心に刺さるのだ。

軽々と高音を出すのではなく、意地でも高音をキープさせて歌い続ける。

タイトル歌詞通り、「いつも、永遠に、愛し続ける」という気持ちが伝わってくる。

たとえ年老いて声が出なくなっても、変わらず懸命に歌い続け、愛し続けるという気迫を感じる。

これぞロックだ。

2019年ライブ公式動画を置いておくので、もし良ければ聞いてみて欲しい。

https://m.youtube.com/watch?v=dY-D8vNw82A

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