他人にプレゼントを贈るのが大好きで、あれこれとプレゼントを選ぶのも大好きで、もちろん貰うのも大好き、みたいな人間と、
プレゼント選びめんどい、贈るのもめんどい、貰ってもゴミになるだけ、何が楽しいのこれ?みたいな人間との断絶は深い。
後者である俺としては第一に「こんなん贈って相手の迷惑にならない?」が来るのだが、プレゼント大好き勢は相手の幸せを固く信じているのだろう。
贈られる当人に欲しいものを聞いて、それをプレゼントするならまだマシなのだが、プレゼント大好き勢は往々にしてサプライズ大好き勢でもあるのだ。
だから「相手に聞く」なんて邪道すぎて絶対に採用されないし、聞くとしてもプレゼント目的とはバレずになにか欲しいものを聞き出すみたいな回りくどいことをやる。
俺なんかは「プレゼント目的を隠すことに何の意味があるの?」と思うのだが、サプライズ大好き勢は「何を贈るか隠したほうが絶対に相手は喜ぶ」と固く信じているのだろう。
普通に考えれば、サプライズにしたって驚くだけで喜びはしないし、それより事前にこういうことをやりますと告知して楽しみにさせたほうがいいのではないかと思うのだが、断絶が深すぎて何もわからない。
そしてプレゼント大好き勢は、共通の知人にプレゼントを贈るときに必ずこっちも巻き込んでくるし、俺自身の誕生日にもプレゼントを贈ってきてお返ししなくてはならなくなるので、住み分けは不可能なのである。
大人になっても人間関係を維持するにはある程度面倒なこともしないといけない 面倒に感じないのは一種の才能だと思う
面倒には感じないけど覚えていられないのはガチ